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オトーサンも笑う車

ファミリーカー選びにおいて大事なことはいくつかある。家族がゆったりと過ごせる広い室内、会話が弾む静粛性、お財布に優しい好燃費などなど。

と、ここまで書いておいてなんですが、さすがは自動車大国ニッポン、300万円も出せば、ほとんどのファミリーカーがこうした条件を満たす。大体、どれを選んでもOK。

で、ファミリーカー選びにおいて大事なことがもうひとつある。それは「オトーサンがひとりで乗っても寂しくならない」ということだ。実はこの条件を満たすファミリーカーは少ない。そこで注目したいのがこの車。

まず、SUVテイストのデザインによって、アウトドア好きのオトーサンのライフスタイルを表現できる。

e:HEVというハイブリッドシステムは、エンジンとモーターの役割分担が絶妙で、理系オトーサンなら知的好奇心が大いに刺激される。

一方、e:HEVの走行感覚はパワフルで、体育会系オトーサンも思わず昂揚するはずだ。加えて、ふんわり軽い乗り心地はフランス車っぽくて、車好きも納得。

家族で乗ればみんながニコニコ、オトーサンがひとりで乗ると童心に帰ることができるという、唯一無二のファミリーカーなのだ。

モータージャーナリスト
サトータケシ
フリーランスのライター/エディター。7月下旬、ドイツに出張して“ワーゲン・バス”の再来といわれるフォルクスワーゲンのI.D BUZZに乗ってきたとか。「スタイリッシュで快適、年内導入らしいので請うご期待!」。



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