しかも3つあるグレードのうち、2つは「トレイルスポーツ」を名乗る。ホンダ曰く「週末の冒険家が登ったり下ったりするために必要な機能が標準装備されており、これまでで最もオフロード能力の高いホンダのSUVです」とのこと。
トレイルスポーツは悪路を走りやすいように最低地上高が上げられ、専用の足回りを装着。オールテレインタイヤが標準で、スチール製スキッドプレートも備わる。
搭載された4WDシステムは、前後はもちろん、後輪の左右まで自在に操り、どんな道でも走りきる。
直線基調のインテリア。前席シートはヒーターが標準装備。
駆動系の制御だって、サンドやトレイルといった7つのドライブモードから、状況に応じて選べば後は車がちゃんとやってくれるし、4台のカメラが、見通しの利かない大きな凹凸のてっぺんや、深い轍を走行するときだって、目で見えない障害物を映し出す。
ラゲッジの収納性を高める多彩なオプションも用意される。
もちろん先進運転支援機能「ホンダセンシング」が搭載されているし、Googleを内蔵したディスプレイは、音声でも各種操作ができて、スマホと簡単に接続できる。
最低地上高は8.3インチ(約211mm)とかなり本格派の数値。
2025年にはアメリカで4万ドル(約600万円)台から販売される予定。カクカクブームが到来しつつある日本でも、メイド・イン・USAのホンダSUVは売れると思うが、いかがでしょうか、ホンダさん。
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