普通のすごろくゲームと違うルールやカード
まず、サイコロの目はちょうど駅に止まる数字でなければなりません。例えばあと3マスで目的地に到着する場合、しっかり「3」の数字が出なければ永久にゴールできないのです。
「2が出たから1マス足りない......」とか「5だから2マスオーバーした!」なんてことを繰り返しているうちに、後続からやってきた別の社長がゴールしてしまうなんてことはザラにあります。
ただ、路線はかなり複雑な分岐をしているので、最短距離では行き過ぎてしまうけれど、別のルートで大回りをしたらちょうどたどり着けた! みたいなことも結構あるので、このあたりは慎重にマップと睨めっこをする必要があるでしょう。
また、このゲームには普通のすごろくゲームにはないふたつの大きな要素があります。
そのひとつが「〇〇カード」というお助けアイテムの存在。通常であればひとつのサイコロの出目で電車を進めていくわけですが、それを倍にすることができる「プロペラカード」から始まり、サイコロを5個振ることができる「音速カード」、果てはサイコロが8個になる「ライトニングカード」と、サイコロを増やす系のカードが多数存在します。
カードの効果で一度にサイコロ3つ振るところ。
また、どこかの駅にランダムに飛べる「ぶっとびカード」、ロンドンやニューヨークといった6大都市のどこかに飛ぶことが出来る「6大都市カード」、全員を強制的に自分の周囲に呼び寄せる「サミットカード」など、使うだけでひと波乱起きそうなカードも多数用意されているので、たとえ目的地から遠く離れていたとしても、逆転の目はかなり残されているのです。
3/4