「オトナのデニム新潮流」とは……アメリカンカルチャー好きであれば、デニム選びにおいて、まずリーバイスが第一指名されるだろう。ただ、→「ワイルド ライフ テーラー」ディレクターの宍戸佑輔さんの場合はちょっと違う。デニムを深く愛しながら、固定観念には縛られない。
そんな彼が、リーバイス以外で頻繁にはく3本とは……?
【写真21点】「10代からリーバイスをはき続けた男が惚れた“それ以外”のデニム」の詳細を写真でチェック 紹介してくれたのは……
宍戸佑輔(シシドユウスケ)●1990年生まれ。ジュングループに入社して以降、ワイルドライフテーラー 恵比寿ひと筋。アメリカンクラシックを嗜好するがゆえ、ボトムスの主軸は常にデニムである。2年前に同店のバイヤーに就任し、現在はディレクターも兼任。卓越した審美眼は業界内でも評価が高い。
ストリート×アメトラで気づいた自身の嗜好性
宍戸さんがファッションに目覚めた学生時代、お気に入りのブランドといえば、シュプリーム、ステューシー、カーハートだった。この頃シーンで再脚光を浴び始めていたのが、オーシャンズ読者にも馴染み深い“あのファッション”。

「シーンではアイビーが見直され始め、雑誌や店舗でブレザーを見かけることが多くなりました。僕自身、アダム キメル、トム ブラウン、トッドスナイダーといった、古き佳きアメリカンカルチャーを背景にしたブランドをよく着ていましたし、その流れでJ.クルーやニューバランスも好きでした。意識はしなくてもアメリカが性に合っていたんでしょうね」。
となれば、デニムがワードローブの中心になるのは必然だ。その頃宍戸さんがよくはいていたのは、やはりリーバイスだった。

「古着のリーバイスも持ってましたし、当時出始めだったLVC(リーバイス ヴィンテージ クロージング)もはいていました。映画のワンシーンに憧れて、デニムをはいたまま湯船に浸かる……なんてこともしてたなぁ〜(笑)」。
今でも501や505など代表的なモデルは持っているという宍戸さん。とはいえ、一般的な古着好きとは少々違うと語る。

「貴重なヴィンテージ・リーバイスを好む方も多いですが、僕自身は稀少性にはそれほど興味がありません。どちらかというとこだわりや背景、今の空気にマッチしているかどうかが大事です」。
モノとしてのクオリティやファッション性を重視するがゆえ、ブランドだってリーバイス一辺倒ではない。歳を重ねた今、よくはくようになったのはむしろ“リーバイス以外”のデニムだ。
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