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すべての写真を見る 秋冬だからといって侮るなかれ。ゴルフなどレジャー時の紫外線対策は万全だろうか?
昨今、メンズの美容意識は高くなっているようだが、紫外線ダメージについて知らないままでいる男性も多いらしい。
今回は「白金ビークリニック本院」理事の田崎さん、スキンケア薬剤師のたかひろさん、話題の美容施術「ポテンツァ」専門看護師ののりねぇさんに、ゴルフの日の防御ケアについて語り合ってもらった。
話を聞いたのはこの人たち! (左)たかひろさん●薬剤師。化粧品ブランド『Pruth+』のプロデューサー。都内大学病院の救命科に7年勤務後、美容業界に転身しスキンケア外来をスタートさせる。2024年秋にオリジナルの化粧品を発表。@takahiro.skincare (中央)田崎 拓己さん●株式会社ビューティーカレンダー代表。医療法人社団 全人会 白金ビークリニック本院 理事。バークリー音楽院卒業後帰国し、イベント会社に入社。独立後、ブランドの展示会やファッションショー、映画のジャパンプレミアの制作や演出などに携わる。2023年に『白金ビークリニック』を創設。@takumitasaki (右)NoriNe(のりねぇ)さん●看護師。総合病院で約10年勤務した後、美容皮膚科のクリニックに転職。さらに介護業界の経験を積む。現在はポテンツァ専門看護師&講師として活躍。@norine_shinee 『白金ビークリニック本院』…皮膚科・アレルギー科・形成外科・婦人科・美容外科・美容皮膚科も入った総合メディカルクリニック。東京都港区南麻布2-10-2 シェラン南麻布3・4・5階 beclinic.jp
秋冬ゴルフも紫外線対策を侮ってはいけない
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田崎 僕は美容に関わっていることもあり、例えば、横断歩道で信号待ちしているときも、自然と日陰に移動したりして、普段から紫外線を避けています。でも、ゴルフ場なんて遮るものがほとんどないじゃないですか!(笑)
のりねぇ 日焼けするとかっこよくなるという印象があったりしますし、ゴルファーの方は紫外線をそこまで気にしていない方のほうが多い気がします。
田崎 そこを何とか気にしていただきたい! ここで全員に知っておいてほしいのが、紫外線ダメージは日焼けだけでないということ。
紫外線ダメージは細胞のDNAも傷つけてしまうので、紫外線ケアはアンチエイジング、つまり体全体の健康意識にも繋がっていくということを認識していただきたいです。
たかひろ そもそも紫外線に種類があることを知らない方も多いかもしれません。
田崎 まず肌に悪さをする2種類の紫外線、「UVA」と「UVB」は知っておいてほしいです。
肌が赤くなったり黒くなったりすることも“日焼け”と言い、2タイプあります。
夏に比べて秋冬はUVAが2分の1、UVBが5分の1と量が少なくなりますが、秋冬はうっすら黒くなる“サンタン”
(※1)に注意。これはUVAとUVBを長期的に浴びることが原因です。夏は“サンバーン”
(※2)に注意ですね。
紫外線は曇りや雨の日も降り注いでいます。ゴルフの日などは、日常よりも紫外線の影響を受ける時間も長く、浴びる量も増えますから、秋冬といえども紫外線対策は必須です。
※1 サンタン:UVAとUVBが原因で黒くなる日焼けのこと。夏の正午頃に太陽光線を約10分程度毎日浴びると、肌の奥まで傷つき、日焼け、くすみ、シミのもとにもなるメラニン量が増える。 ※2 サンバーン:主にUVBが原因の赤みをもたらす日焼けのこと。夏の正午頃に太陽光線を20~30分浴びると、肌の表面の細胞が傷つき、数時間後から皮膚血流量が増加し赤くなる。 たかひろ ビーチやスキー場ほどではないにしても、ゴルフ場も芝生の照り返しがありますしね。
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