ハミルトンというブランドはつくづく、モノにこだわる男のハートを容赦なく、そしてエモーショナルに射ぬいてくれる。
世界初の電池式腕時計の系譜を受け継ぎ、服好きからも愛される「ベンチュラ」、1970年の世界初LED式デジタルウォッチを復刻した「PSR」、傑作SF映画『インターステラー』の劇中に登場する時計を商品化した「カーキ フィールド マーフ」など、その実例は枚挙にいとまがない。
ここで紹介したい一本は、主要コレクション「カーキ フィールド」の注目すべきブランニュー。極めてシンプル、質実剛健。そんなコトバが似合うコイツは、エンジニアド ガーメンツとのコラボモデルである。
ハミルトンCEOヴィヴィアン・シュタウファー氏が、エンジニアド ガーメンツの創業者兼デザイナー鈴木大器氏の拠点であるニューヨークまで何度も足を運び、デザインを煮詰めていったという渾身の一本だ。
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