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2024.10.28

登山の相棒はカスタム・プロボックス!「登山も車選びも、誰かと競うものじゃない」


俺のクルマと、アイツのクルマ
男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。
【写真点】「登山もクルマもゴーイングマイウェイ」の詳細を写真でチェック

主に九州地方の登山情報をYouTubeチャンネルで発信している、いけしんさんにとって、クルマは登山の大切なパートナーであり、動くベースキャンプでもある。

実用性を極めた商用車のライトバンをベースに、登山用にカスタムしたトヨタのプロボックスを解説してもらった。

■47人目■
いけしんさん(58歳)
長崎県在住で、四季折々の九州地方の登山情報をYouTubeで発信。「日帰りで行ける比較的安全な山」を中心に、登山の素晴らしさをレクチャー。初心者でも楽しめることを意識した優しい語り口で、着実にチャンネル登録者数とファンを増やしている。

長崎県在住で、四季折々の九州地方の登山情報をYouTubeで発信。「日帰りで行ける比較的安全な山」を中心に、登山の素晴らしさをレクチャー。初心者でも楽しめることを意識した優しい語り口で、着実にチャンネル登録者数とファンを増やしている。YouTube「九州の登山を紹介するチャンネル(いけしん)」


トヨタ「プロボックス」

いけしんさんの愛車『プロボックス』は、横浜のカスタムショップ『BLACK MOON』にて外装を中心にカスタムが施されている。カーキにオールペンされたボディと艶消しブラックのバンパー、オレンジウインカー、ルーフラックがアウトドア感を演出する。

いけしんさんの愛車「プロボックス」は、横浜のカスタムショップ「BLACK MOON」にて外装を中心にカスタムが施されている。カーキにオールペンされたボディと艶消しブラックのバンパー、オレンジウインカー、ルーフラックがアウトドア感を演出する。


駐車場で見かけたカスタムプロボックスに一目惚れ


誰もが気軽に楽しめるアウトドアアクティビティとして高い人気を誇る登山。その魅力をYouTubeで発信しているのが長崎県在住のいけしんさんだ。

「フツーの会社員が始めた備忘録みたいなもの」と言いながら、主に登山初心者向けの九州エリアの山々を紹介しつつ、登山の楽しみを広めてきた。

そんないけしんさんがプロボックスを入手することになったのは、たまたま登山口の駐車場で見かけたのがきっかけだったという。

「登山口手前の駐車場で、どなたかがカスタムしたプロボックスを見かけて、なんか気になったんですよね。気になって調べているうちに日に日に欲しくなってきて、しかもやっぱりカスタムしたプロボックスがいいなと思って。

そこで専門店を調べているうちに、横浜のカスタムショップでドンピシャなクルマを発見。すぐに購入しました。とにかくスタイルといい、佇まいといい、自分のシン・相棒はこの車だなと」。

アウトドア向けの車種は数多あるが、プロボックスは元来が商用車。つまり「はたらくくるま」だ。なぜ王道のSUVなどを選ばなかったのだろうか。

「YouTubeでは、登山初心者の方に無理をしない登山を推奨しています。誰と競争する必要もない。ただ楽しむために登山をする。そのためには上級者向けの険しい山より、標高もそれなりで景色が美しい山のほうがいい。

車選びも一緒で、誰かと競うモノでもないと思うんです。自分の身の丈にあった気に入った車に乗るのが幸せだと思います」。

 
装備は元商用車だけあって必要最低限のもののみ。パワーウインドウも前席のみで後部座席は懐かしのレギュレーターハンドルで開閉を行う。車内を明るく演出するためにシートカバーを装備、後部座席はほぼ倒しっぱなしで広々とした荷室空間として活用している。

元商用車だけあって、装備も必要最低限のみ。パワーウインドウも前席のみで後部座席は懐かしのレギュレーターハンドルで開閉を行う。車内を明るく演出するためにシートカバーを装備、後部座席はほぼ倒しっぱなしで広々とした荷室空間として活用している。



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