[左]19SO ブランドディレクター 鈴木真悟さん。デニムジャケット=リーバイス(古着) タンクトップ=デラックス パンツ=19SO 靴=不明(古着) サングラス=ギャレット・ライト・カリフォルニア・オプティカル [右]Good good not bad オーナー 鈴木啓太郎さん。デニム=19SO シャツ=N.ハリウッド Tシャツ=ティーアイエムシー インク × キッチン南海 靴=ドクターマーチン × ナナミカ メガネ=レスカ
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すべての写真を見る 格好いい人が格好いいと思う人は、きっと格好いい。単純で幼稚な話にも聞こえてしまうけれど、紛れもない真実だ。
オーシャンズ常連組の鈴木真悟さんとその“隣人”が見せる、デニムな日常。理屈をこねるのはナシ。それぞれの空気感込みで、なんかいい。
鈴木真 知り合って10年以上経つけれど、いつもデニムが似合っている。センスいいなって感じるね。
鈴木啓 服装は基本、ラクが一番。汚れも味になるデニムなら仕事中にコーヒーが飛んでも気にならないし。教えてもらったこのデニムは、ソフトな生地感がとてもいい。気に入ってよくはいてるよ。
鈴木啓太郎さんは19SOのノンウォッシュデニムを、シック&シンプルに着た。上下をダークトーンで揃えつつ、白Tでヌケ感をプラス。革靴やクラウンパント型のメガネなど、品の良い小物選びもベリーグッド。
鈴木真 太いけど、子供っぽく見えないでしょ。
鈴木啓 そこも重要なポイントだよね。頑張っていないのに、きちんとして見える。
鈴木真悟さんはヴィンテージのGジャン×白いタンクトップをチョイス。ともするとワイルドすぎる組み合わせも、ジャストなサイズ選びでここまでスタイリッシュに。スラックス×革靴のコンビネーションで、落ち着いた雰囲気も助長する。
鈴木真 僕が着ている“ビッグE”のGジャンも、オーバーすぎないシルエットが大人っぽい。今また新鮮に思えるし、当時のカルチャーを感じながら今の気分で自然と取り入れられる。
鈴木啓 僕も昔はアパレルにいたから、その空気感はわかる。でも、昔のままではいられないし。
鈴木真 シルエット以外でも、シャツやスラックスと合わせて、デニムを品良くアップデートさせる。そのバランスが僕ら世代のキモなのかも。
鈴木真悟さん●1980年生まれ。サタデーズ ニューヨークシティでPRとブランドマネージャーを歴任し、2020年に独立。自身と同世代の大人に向けたブランド、19SOを立ち上げる。2児の父親で、趣味はサーフィンとランニング。連載「Vintage Clothes Cruise」も要チェック!shingo1980
鈴木啓太郎さん●1982年生まれ。商社勤務後にパタゴニアのVMDを経験。以降はコーヒーに魅せられ、2014年にカフェ、キャメルバックを立ち上げる。23年にオープンしたコーヒースタンド、Good good not badは夜のバータイムも好評だ。keitaro0215
OCEANS11月号「NEWSなデニム」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!