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こちらに関して、エアコンの使用年数でどのぐらい年間の電気代に差が出るかは、環境省が公開している「しんきゅうさん」というホームページで紹介されています。年式は型番などを入力すると出てくるので、やってみてはいかがでしょう。

環境省の「しんきゅうさん」URLはこちら(環境省ホームページより)

環境省の「しんきゅうさん」URLはこちら(環境省ホームページより)

【例】
2004年製の三菱電機16畳向けエアコンを、2024年製の三菱電機16畳向け(最省エネモデル)に買い替えた場合

年間電気代 5万3350円(2004年製)→3万1680円(2024年製)
1年間に節約できる電気代:2万1670円
前回の記事(ヤバい「エアコン代」この猛暑でも節約するワザ)に続いて、オカルトチックなエアコンにまつわる都市伝説についてご紹介しました。

健康第一、余裕があれば節電を

ここのところ毎年が異常気象で、天気予報は「史上最高」と連呼しています。気象は過去データの統計から予測しますが、筆者の知り合いの気象庁の職員は「毎年更新される“史上最高”で、統計が成り立たない。もうお手上げだよ!」と嘆いていました。
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猛暑日が続き、熱帯夜も日常化した今、エアコンは「生命維持装置」といっても過言ではありません。まずは健康第一に考え、余裕があれば節電するぐらいの気持ちが必要ではないでしょうか。

藤山哲人=文
東洋経済オンライン=記事提供

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