連載「俺のクルマと、アイツのクルマ」男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。
■39人目■ MURATA ARASHIさん(22歳)
10歳から選手権に参戦し、「NSA」第48回全日本サーフィン選手権大会(キッズ)で3位入賞の神童として注目を集め、13歳から本格参戦した「WSL Men’s Junior Tour」の年間ランキングで着実にステップアップ。14歳からは「JPSAショートボード年間ランキング」にも名を連ね、現在は日々の活動と実父「おとん」との微笑ましい絡みを綴ったYoutubeチャンネル「アラシムラタ」でも注目を集めている、今後の活躍が期待されるプロサーファー。
ジープ(Jeep)「グラディエーター」
全長5.6mを誇る「グラディエーター」。サーフボードも積める巨大な荷台スペースを持ちながら、快適性や安全性は最新レベル。冒険心を刺激するワイルドな出立ちが村田選手によく似合う。
ひと目惚れで日本納車第一号をGET!
「サーフィン×ピックアップトラック」ほど絵になる組み合わせは少ない。ジープの「グラディエーター」をプロサーファーが選ぶのは、ごく必然の流れなのかもしれない。
22歳ながら競技歴はすでに13年のプロサーファー、村田 嵐選手。自身のYouTubeチャンネルにもしばしば登場する実父「おとん」の影響もあり、免許を取得してすぐの愛車も白のジープ ラングラーだったのだとか。
「まだ白のラングラーに乗り始めたばかりだったんですが、ピックアップ版の『グラディエーター』が日本に導入されると聞いて、調べてみたらひと目惚れしてしまって(笑)。これは欲しいな、と思いました。受付開始後にすぐ予約し、晴れて日本納車第1号となりました」。
プロサーファーは遠征も多い。しかも大抵はビーチを目指すため、悪路を走る機会も多い。その点、1941年の誕生から続くジープの血を受け継ぐ4WD機構「セレトラック フルタイム4×4システム」を搭載するマシンを相棒に選んだのは、本能に導かれたからかもしれない。
3枚のパネルで構成されるハードトップは、軽量で脱着もイージー。360°の開放的なオープントップにすることが可能。まさにサーフィンやキャンプなど男が好むアウトドアスポーツにふさわしい、開放感も惹きつける魅力の1つになっている。
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