東京では記録的な暑さとなった24年7月。さながらファッションブランドの「2024秋冬コレクション」のように、フォルクスワーゲンは今年秋以降登場の新型5車種発表した。
先陣を切って9月下旬に納車が始まるのは同社最小SUV「Tクロス」。次いで11月にはコンパクトSUVの「ティグアン」とステーションワゴンの「パサート」が、2025年1月には「ゴルフ」と「ゴルフヴァリアント」の上陸が予定されている。
【写真14点】「フォルクスワーゲンの新型5車種」を写真でチェック 「Tクロス」
新しい最上級グレードは大幅値引き!?
既に予約を受け付けている「Tクロス」。新色は写真のグレープイエローを含めて3色用意される。
「Tクロス」は2020年の日本導入以来、3年連続で輸入SUV登録台数ナンバー1となった人気車種。9月下旬から納車が始まるのは、そのマイナーチェンジモデルだ。
エクステリアデザインはバンパーを中心に若干変更されたほか、新色が用意される。またオプション設定だった「Travel Assist(同一車線内全車速運転支援システム)」が全車標準装備となり、高速道路での運転が格段に楽になるようだ。
高速道路で車がアクセル・ブレーキ・ステアリングを支援してくれる半自動運転技術のTravel Assistが標準装備。
しかも、装備の充実化に伴う車両本体価格の上昇は極力抑えられていて、エントリーグレードのTSI アクティブで+1万7000円、TSIスタイルで+2万1000円。最上級グレードのTSI Rラインに至っては、逆に10万300円も安くなる。
世界的に人気の高いBeatsのオーディオシステムも採用される。
物価高が当たり前になっている昨今としては、うれしい限りのマイナーチェンジだ。
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