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「ティグアン」
世界的人気車種がさらに魅力マシマシに

予約開始は9月から始まる「ティグアン」。コンパクトSUV、といってもトヨタ「カローラクロス」くらい。1.5Lターボのマイルドハイブリッドと、2Lディーゼルターボがある。2Lディーゼルターボは4WD。

予約開始は9月から始まる「ティグアン」。コンパクトSUV、といってもトヨタ「カローラクロス」くらい。1.5Lターボのマイルドハイブリッドと、2Lディーゼルターボがある。2Lディーゼルターボは4WD。


日本ではそう多く見かけないが、実はフォルクスワーゲングループ、つまりアウディやポルシェも含めて、最も売れているのがこの「ティグアン」だ。

そんなグループ最量販車が3世代目へとフルモデルチェンジした。日本上陸は11月以降が予定されている。

注目は、モータースポーツ用の車や高級車で採用例のある技術と同じ仕組みの機能「DCC Pro」を初採用したこと。これにより軽快なハンドリングと、快適な乗り心地を手に入れた。

加えて、走行状況に応じて4輪をそれぞれ個別に制御する最新技術「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」も搭載。つまり遊びに出掛ける道中が快適なのに運転がさらに楽しくなり、目的地が雪などの悪路であっても安心して走行できるというわけだ。
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エアコンの温度設定はセンターディスプレー下のバックライト付きスライダーで操作可能。

エアコンの温度設定はセンターディスプレイ下のバックライト付きスライダーで操作可能。


快適機能も大きく進化する。例えば自動で駐車できる機能や運転席のマッサージ機能、外気温に応じて自動で冬はシートを温めたり、夏は逆にシートと乗員の間にこもりがちな熱を放射する機能などが採用された。

ディスプレイのタッチやスワイプ操作に加え、センターコンソールでもオーディオの音量や運転モードを選択できる。

ディスプレイのタッチやスワイプ操作に加え、センターコンソールでもオーディオの音量や運転モードを選択できる。


世界中で高い人気を獲得しているティグアンの魅力がさらに増しただけに、新型は日本でももっとブレークしてもおかしくない。
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「パサート」
ステーションワゴンのみに選択と集中

9代目「パサート」の予約開始は9月から。パワートレインは1.5Lターボのマイルドハイブリッドと、2Lディーゼルターボ、1.5LターボのPHEVの3種類。2Lディーゼルターボは4WD。

9代目「パサート」の予約開始は9月から。パワートレインは1.5Lターボのマイルドハイブリッドと、2Lディーゼルターボ、1.5LターボのPHEVの3種類。2Lディーゼルターボは4WD。


50年以上作り続けられている「パサート」もフルモデルチェンジ。

先代に当たる現行型ではセダンがパサート、ステーションワゴンがパサートヴァリアントだったが、11月に上陸する9代目ではパサート=ステーションワゴンとなり、セダンは消滅する。 

もともとメルセデス・ベンツのCクラスワゴンやBMW 3シリーズワゴンといったライバルより、少し大きなボーダレスワゴンだったが、この9世代目では全長が4915mmと新型Eクラスワゴンに匹敵するほどボディが拡大。おかげで遊びの道具をたっぷりと積み込めるようになった。

ギアはシフトレバー式ではなく、コラムシフト式となる。

ギアはシフトレバー式ではなく、コラムシフト式となる。


またティグアン同様「DCC Pro」と「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」を初採用。
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ロングドライブでも快適に、かつステアリングを握るのが楽しくなるステーションワゴンに仕上げられている。

“日本のステーションワゴンとして最大級の容量”を謳うラゲッジ。

“日本のステーションワゴンとして最大級の容量”を謳うラゲッジ。


このように遊びの道具としてのパサートの魅力は十分高い。最近はSUVに押されてステーションワゴンの影が薄いけれど、だからこそ、今あえてワゴンを選ぶのも面白いんじゃない?
4/4

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