「パサート」
ステーションワゴンのみに選択と集中
9代目「パサート」の予約開始は9月から。パワートレインは1.5Lターボのマイルドハイブリッドと、2Lディーゼルターボ、1.5LターボのPHEVの3種類。2Lディーゼルターボは4WD。
50年以上作り続けられている「パサート」もフルモデルチェンジ。
先代に当たる現行型ではセダンがパサート、ステーションワゴンがパサートヴァリアントだったが、11月に上陸する9代目ではパサート=ステーションワゴンとなり、セダンは消滅する。
もともとメルセデス・ベンツのCクラスワゴンやBMW 3シリーズワゴンといったライバルより、少し大きなボーダレスワゴンだったが、この9世代目では全長が4915mmと新型Eクラスワゴンに匹敵するほどボディが拡大。おかげで遊びの道具をたっぷりと積み込めるようになった。
ギアはシフトレバー式ではなく、コラムシフト式となる。
またティグアン同様「DCC Pro」と「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」を初採用。
ロングドライブでも快適に、かつステアリングを握るのが楽しくなるステーションワゴンに仕上げられている。
“日本のステーションワゴンとして最大級の容量”を謳うラゲッジ。
このように遊びの道具としてのパサートの魅力は十分高い。最近はSUVに押されてステーションワゴンの影が薄いけれど、だからこそ、今あえてワゴンを選ぶのも面白いんじゃない?
4/4