ファッションもラシーンありきの「トータルコーデ」で!
卓也さんがラシーンに乗るようになって、ふたつの大きな変化があったという。ひとつはファッション関連だ。
「着る服をラッちゃんに合わせるようになりました。毎日、適当な口実を作っては運転席に座るので、ラッちゃんと一緒にいる時間も長いんですよ。リンクコーデというより、もはやラッちゃんも含めたトータルコーデで考えています(笑)」。
この日もベージュのチノパンとハットをセレクトし、ラシーンとのリンクコーデならぬ“トータルコーデ”を披露。サングラスの色も張り替えたばかりの革のシートと合っている。
さらに、イライラしない心の余裕が生まれたのも本人には驚きだった。
「本当は家もオシャレにしたいんですよ。でも、子供がいるとどうしてもオモチャで散らかったり、壁に絵がバンバン貼られたりするでしょう。それも最近では、『俺にはラシーンがあるからいいや』と気にならなくなりました。
仕事で疲れたり、ストレスを感じたりしても、運転席に座れば不思議と心が落ち着きますしね。僕の癒やしの空間です」。
「土佐兄弟」弟・有輝さんは「スバルもカッコよかったけど、お兄ちゃんはラシーンのほうが似合ってるよ」とコメント。さらに「擬人化しちゃってるし、もうすっかりラシーンオーナーらしい顔になってきた気がする」と称賛(?)。
洗車も月に2回は行うという。しかも洗車機は使わず、すべて手洗いで仕上げるというこだわりぶりだ。
「車にいる時間がとにかく楽しい。夜も駐車場に行っては、ビールを片手にラッちゃんを眺めています(笑)。いやいや、一軒家じゃなくてマンションですよ。住民のみなさんにも見られますけど、好きなんだからしょうがないですよね」。
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ラッちゃんへの愛に溺れている卓也さんだが、約15年もかけて実った運命の相手だ。この愛情はそうそう冷めそうにない。