会場で視線を集めたオレンジ車の正体は三菱「トライトン」
会場の入り口で道行く人の注目を集めたのが、ド派手なオレンジの車「トライトン」。全長5メートルを超える大きさで圧倒的な存在感を放っていた。
1978年に「フォルテ」の名前で販売されて以来、5回のモデルチェンジを繰り返してきた、三菱を代表するピックアップトラックである。
6代目となる新型「トライトン」は、環境性能と動力性能、走行性能を大幅に強化し、12年ぶりに逆輸入される形で日本に上陸した。
しかし、なぜトライトンが『メニー・クラシック・モーメンツ』とコラボイベントを開催することになったのか?
三菱自動車のマーケティング戦略企画グループマネージャー・狐塚大輔さんは次のように語る。
「ピックアップトラックなので何を積んでもOK。トライトンはサーフィンやマリンスポーツのカルチャーと親和性が高いと思ったんです。私たちの目標は『湘南でよくトライトンを見かけるね』と言われることです」。
武骨なアメ車のような印象が強い「トライトン」だが、会場で試乗したサーファーからは好評の声が多く聞かれた。
「ルーフトップにサーフボードを積んで、荷台には濡れたウエットスーツやギアをバンバン載せる。これは最高ですね! 乗り心地もSUVに近いので、長距離のサーフトリップにもぴったりだと思います」。(湘南在住・男性)
「オレンジのカラーが他にはなく格好良いし、サーフィンにぴったり。思ったより価格が高くないのもうれしいです」。(鎌倉在住・男性)
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トライトンのオレンジは青い空と海によく映える。今後、湘南の海沿いを走るトライトンの姿が、もっと増えていくに違いない。