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2024.07.27

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「悪天候時こそ注文してほしい!」話題の“デリバリー問題”を調査したら意外な答えが続出!



SNSで度々話題になる、“雨の日のデリバリー申し訳ない論争”をご存じだろうか。

雨の日はお腹が空いても外に出るのが億劫なもの。そんなときこそデリバリーサービスが便利なのだが、「こんな天気の日に頼むのは配達員に申し訳ない」「いや、申し訳なくない」という声が見受けられる。

では、実際のところ現場の配達員はどう思っているのだろうか。

デリバリー&テイクアウトアプリ「menu」が、フードデリバリーサービスの利用経験がある全国20〜50代の男女439名と、フードデリバリー配達員として勤務経験のある男女443名に「雨の日のデリバリーサービス利用意向」にまつわる調査を実施した。

【写真10点】「『悪天候時こそ注文してほしい!』話題の“デリバリー問題”」を写真でチェック






雨などの悪天候を理由にフードデリバリーの注文を躊躇したことある人は71.8%にものぼった。最も多い理由は「配達員に申し訳ないから」だった。

さらに悪天候時にフードデリバリーで注文をすることを「配達員に申し訳ない」と思った経験がある人も78.2%とほぼ同数だ。理由の1位は「身体が濡れてしまうから」(63.0%)、2位は「配達しづらそうだから」(58.9%)、3位は「事故の可能性が高まるから」(35.0%)という結果に。

申し訳ないと思う理由の中には「大雨の時にカッパをきて大変そうだった」、「大雨でずぶ濡れの状態で届けてもらった」、「自分が濡れても配達物は濡らさないように持ってきてくれた」というエピソードのほか、「雨なので外に出たくないのを誰かに代わりにしてもらうこと自体に、罪悪感というのか申し訳ない気持ちになった」、「自分が雨の中買い物に行くのが嫌なのに配達員の人に頼むのは嫌なことを押し付けているようで申し訳なく感じた」といった理由から罪悪感を感じている人もいるようだ。





しかし、フードデリバリーユーザーの意見とは異なり、配達員のほとんどが「悪天候時は働きたい」と回答している。その数は87.8%と圧倒的な数値だった。多くのフードデリバリー配達員は悪天候を稼ぐチャンスと捉えているようだ。

悪天候時に働きたい理由の1位は「単価が高いから」(64.0%)。2位は「チップが期待できるから」(39.8%)、3位は「追加報酬があるから」(35.5%)となり、92.4%が“悪天候=稼ぎどき”という認識を持っていることが明らかとなった。

「雨など悪天候時はむしろ積極的にフードデリバリーを注文してほしいと思いますか?」という質問に対して、90.5%が「むしろ積極的に注文してほしい」と回答している。

「暑さを気にせず作業しやすい」「気持ちがいい」「涼しい」といった天候面を理由に働いている人や、「単価が高く、チップもいつも以上にもらえるときがある」「雨天の方が本当に困っている人たちの役に立てると思うから」といった声が見受けられた。



そもそも、フードデリバリー配達員はギグワーカーとして活躍しているため、働く場所や時間を自分で選ぶことができる。

雨など悪天候時においても働くかどうかを自分で選ぶことができると知っている人は43.7%。一方で、知っている人のうち74.4%が「悪天候時は配達員が自分で働くタイミングを選ぶことができるフードデリバリーサービスを利用するよう意識している」と回答した。

フードデリバリーサービスのユーザーと配達員に雨の日の利用意向を聞いた本調査では、悪天候時は身体が濡れてしまうことや、配達のしづらさを懸念してユーザーの約5人に4人が「悪天候時にフードデリバリーの注文をすることを配達員に申し訳ない」と思っている一方、約9割の配達員が「悪天候時はむしろ積極的に注文してほしい」と思っている認識のギャップが明らかになった。

つまり、“雨の日のデリバリー申し訳ない論争”はこれで終止符ということだ。


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https://app.menu.jp/

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