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日本人男性の関心が高いトピックは、EDよりも〇〇だった!?

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ちなみに今回の調査では、ほかにも興味深いことが判明しました。「自分は早漏だと思うか?」という問いに対し、「YES」と考える日本人男性は多く、早漏の治療をしたいと思っている人が全体の50%ほどいたのです。

ところが、EDの治療をしたいと思っている人は、わずか7%程度しかいなかった。みんなEDのことよりも、早漏のほうに関心があるんですね。

世界的な定義では「膣内挿入後、3分以上経ってから射精する場合は早漏ではない」とされています。しかし日本人の場合、挿入後3分経過していても「自分は早漏だ」と思い込んでいる人が、かなり多いのです。

おそらく、その背景にもネットやAVの影響があるとされています。AVでは男優さんが何回も体位を変えますが、3分で挿入が終わる作品なんてありませんよね。日頃から長く挿入しているAVを観ているので、自分が5分程度で終わってしまっても、「ああダメなんだ」と思い自信を失っている。これも現代の弊害かもしれません。



令和における日本の性事情が赤裸々になった今回の調査。人と比較することがないだけに、自分の性機能について客観的な判断ができているケースの方が少ないのかもしれない。

25年ぶりだという今回の調査結果だが、さらに25年後の日本はどうなっているのだろうか。ひとまずは自分自身を見つめ直しながら、レスやEDと向き合っていきたいものだ。

アントレース、岡田 圭(Verb)=取材・文

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