「リモワ」のスーツケース。購入した12年ほど前は、まだ珍しかったアルミ仕様のオールブラック。ステッカーチューンもモノトーンで。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎
すべての写真を見る | スタイリスト 鹿野巧真さん 雑誌、広告等で活躍。ミュージシャンや俳優ほか、多数の著名人をスタイリング。今春デビューしたスノーライフスタイルブランド、ゲレンデマジックのディレクションに携わる。 |
基本的に黒い服しか身に着けないのが僕のスタイル。それは旅や出張の際も変わりません。ただし、非日常を楽しむということは忘れないようにしています。
「エルメス」のサンダル。かさばらず軽量のため、ビーチリゾートに持参する。薄いラバーソールを貼って、歩きやすくカスタム。
トラベルグッズ&ウェアに関しては、実用性の高さはもちろんですが、“テンションが上がるデザイン”であることを重視します。
「エルメス」のレザートレー。丸めて持ち運べる「ヴィド・ポッシュ」。ホテルで、アクセや時計を置くために使用。
ポイントになるのは、無駄を省いたシンプルさと上質な素材感を兼ね備えたもの。それをクリアしたものなら、旅先で使っていて間違いなく気分が高まる。
「ドリス ヴァン ノッテン」のスウェット。ロゴもタグも入らないミニマルな見た目と、肉厚すぎない素材感が理想的。機内でもよく着る。
「マービス」の歯磨きセット。イタリアブランドならではの書体やモノトーンがお気に入り。
例えばスーツケースを筆頭に、機内で着るスウェット、歯ブラシなど、とかく実用性を優先してしまうものこそ、質もデザインも妥協しない。
それが、旅を楽しむために重要なんです。