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リビングと繋がる、こだわりのアメリカンガレージ



「リビングからいつでもガレージと愛車を眺められるようにしたのも、こだわりです」

ガレージ側面をガラス壁にすることで、リビングで過ごしながらも趣味のコレクションが一望できる作りに。

「ここからの眺めだと、右上にペプシの電飾看板が見えますよね?実は、三角形のタイプはかなり希少で他を探しても滅多に出てこないんです。お気に入りのコレクションは、リビングからも見えやすい位置に。そこを軸に、照明系のアイテムをバランスよく散らしています」



リビングで使用されるチェストやチェアなどの家具もヴィンテージ品の数々。鳩の尾のような模様が目を惹くチェストはアメリカの老舗株メーカー・レーン社のものを、ダイニングテーブルは工場の作業台として使われていたものをリメイクしたもの、それを囲うチェアはシンプルかつモダンな佇まいで人気を誇るイームズが。

「ガレージには、僕の大好きなヴィンテージアメリカンを。家の中は、アメリカのモダンスタイルを取り入れてます」



「休みの日ぐらい自由にさせて」というパパの弁は、どのご家庭にも響きわたっていることでしょう。しかし、家にいながら好きなことができて、家族の時間も大切にできるビルドインガレージならそんな問題も解消。今年3歳になった息子さんはパパが取り付けてくれたブランコで楽しそうに遊んでいました。

家族を感じながら、好きなことに没頭できる空間



そんな息子さんがガレージに。パパに負けず劣らずのクルマ好きに育っているようです。ちなみに、一番好きなクルマはゴミ収集車だそう。

「僕と違って息子は赤が好きみたいなんですけど、ゆくゆくは青いハーレーを譲る予定です(笑)」

家は単なる住処でなく、理想の暮らしを叶える場所。もちろん、“駅から徒歩何分”などといった条件も効率的なライフスタイルを送るうえでは必要な要素ではありますが、本当の意味での豊かな暮らしは、やっぱり家族の笑顔が溢れる場であることではないでしょうか。趣味の時間と家族の時間を共有できる暮らし。皆さんもぜひ参考にしてみては?



Doliveと雑誌・OCEANSが共につくり上げた「SEAWARD HOUSE PROJECT」もまた、住む人の心地よさを第一に考えた家。

アメリカ西海岸を彷彿とさせる平屋をベースに、エクステリアの素材は温もりあるウッド。大開口から外の景色を望むウッドデッキと雑多が絵になる壁一面のラックも備え、気取りのない日常の暮らしを心地よく、それでいてモダンに彩ります。



鈴木寿教=写真 GGGC=文
Dolive=記事提供

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