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2024.05.01

ライフ

「ミニ」デザイン部門責任者オリバー・ハイルマーさん「日本の車シーンは実に興味深いですね」

ミニ  デザイン部門責任者 オリバー・ハイルマー

ミニ デザイン部門責任者 オリバー・ハイルマー


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イギリスが誇る人気自動車メーカー、ミニのデザイン部門責任者のオリバー・ハイルマーさん。オフで家族と過ごすことは、インスピレーションの源となりうる貴重なひとときであるという。

そんなオリバーさんに家族とのFUN-TIMEや、日本のカーシーンについて語ってもらった。

サッカーやキノコ狩り……家族と過ごす時間こそが何よりのFUN-TIME

「すみません! わからないのでタグを見てきてみます。ちょっとお待ちください」。そう言うと、オリバーさんはを返し足早に控室へと向かう。

この日はいていた桜の花のようなピンク色のパンツがあまりにもきれいだったので、ブランド名をたずねたところ冒頭の言葉が返ってきたのである。数分後「お待たせしました」と言いながらペンを執り、ブランド名をわざわざ記してくれた。

そんな真摯で優しい、オリバーさんのFUN-TIMEは、大好きな家族との時間だという。

「家族や子供たちと過ごす時間です。一緒に絵を描いたり、サッカーをする時間がとても楽しくて」。3人のお子さんは14歳と11歳と6歳というやんちゃ盛り。相当な体力やエネルギーを要するのではと思いきや笑顔で首を横に振る。

「逆ですよ。私が子供たちからエネルギーをもらっていますから。冬はみんなでスキーもします。あと自宅のあるドイツでは山の近くに住んでいるのでみんなで登山をしたり、キノコ狩りをして過ごします。

採ってきたキノコを調理して、私が家族や仲間に料理を振る舞うんです。無心に調理をすることで心が落ち着くので、これも私にとってFUN-TIMEのひとつです。

例えば、バイエルン酒を使ったキノコ料理やボルチーニ、ドイツの伝統料理である、固くなったパンを丸めて作るゼンメルクヌーデルなどをよく作るのですが、評判がいいんです(笑)」。

有意義なFUN-TIMEを過ごすことで、オリバーさんはこれまで数多くのミニを生み出してきた。もちろん今回発表された、日本では初となるミニブランドの電気自動車も例外ではない。


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