もちろん、荷台だって防錆鋼板が使用されていて、メーカーはサビ保証に3年、穴あきサビは5年保証をつけるほどサビにくさに自信をもっている。
万が一、サビて修理しなくてはならない日がきても、荷台だけ取り外して修理に出せるし、なんなら新品の荷台と交換することも可能だ。だから濡れ物も気兼ねなく積める。
そういえば、かつて3輪の軽トラにサーフボードを載せていた桑田佳祐監督の映画があったっけ。
キャリイと比べ荷台が短くなったとはいえ、荷台長は1480mmもあるし、伸びたキャビンの下にも1975mmまでの長尺物を差し込める。
当然、最新の軽トラなので衝突被害軽減ブレーキも標準で装備されている。
Xリミテッドは黒の鉄チンを含め、専用のエクステリアパーツを装備。
荒れた道でも、4WD車ならスイッチひとつで2WDから4WDに切り替えられる。4WD車には5速MTもあり、こちらはぬかるみから脱出しやすいデフロック機構も備えている。
と、実はここまでがスーパーキャリイに標準装備。もう、これだけで十分遊べる車じゃないか!
さらに「Xリミテッド」のベースである「X」グレードには荷台の作業灯も付いているから、朝日を待たずに、あるいは日暮れを気にせずに遊びまくれる。
東京オートサロン2024にメーカー自ら出品した「スーパーキャリイマウンテントレイル」。車高を上げてオフロードタイヤを履かせているが、これならスーパーキャリイを買って真似できそう。
これだけ遊べる車を、仕事にだけ使うなんてもったいない!
そういえばアメリカでピックアップトラックが絶大なる人気を得ているのは、同じように仕事にも遊びにも使えるからじゃなかったっけ。だとすれば軽トラの聖地、日本でもっともっと軽トラで遊び倒さなきゃ!