【ザ・マミィ酒井のクズエピソード③】
イエスマンしかいない「酒井軍団」
岡野 最近「酒井軍団」があるんですよ。
酒井 人力舎の後輩を3人、僕を入れて4人ですね。いまは第2章なんですけど、第1章は解散しちゃいました。
編集部 第1章の解散は、またなぜですか? 岡野 「団長よりモテるとクビになる」っていう掟があったんですよ(笑)。
酒井 ありましたね。僕がいないところで遊ぶなとか厳しいルールを課していたら、1人、2人と次々とグループラインから抜けていきました。
自由がないと人が離れていくことを学びましたね。
編集部 いまはもう後輩がモテてもOKにしてるんですか? 岡野 いや、モテない後輩だけを入れてるんですよ(笑)。
酒井 あとはイエスマンしか入れてないです。とにかく、僕のことを持ち上げてくれて否定しない後輩だけ。徹底して僕を正解にしてくれるからすごい。
岡野 それ、いいことじゃないからな(笑)。酒井ってすぐ自信を失くすんですよ。だから、収録前は絶対に軍団員を集めてネタ見せする。
酒井 僕、不安症なんですよ……。本物の芸人さんには勝てない、偽物なんです。毎日、自分を騙しながら生きてます。
フェイクも、続けてればリアルになるんだぞっていうことを証明しますよ。
岡野 だから、お前は記事の小見出しを意識しすぎなんだって、気持ち悪いな。意味もわからないし。
酒井 わかってよ〜(笑)。
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たとえ「クズ」と言われようと、等身大の自分をさらけ出して生きる酒井さんは常に周囲の人々に愛されているようだ。
新年度で新しい人間関係を迎えた皆さまはぜひ、酒井さんの“愛され力”にヒントを得ていただければこれ幸い。