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準備不足で水分補給できず!学ぶべき過去の教訓



ーーヒロさんは、道具の準備不足で失敗した経験などはありますか?

トライアスロンでは、ロードバイクにドリンクホルダーを付けて参加します。注意点として、ドリンクホルダーにペットボトルを入れて参加することはできません。僅かな隙間があるため、振動により落下する危険性があるためです。

私はペットボトルが使えないことを知らなかったため、バイク用ドリンクボトルを用意せずに大会へ参加してしまいました。レーススタート前に審判の方に注意されてしまい、バイク中の水分補給が一切できずに大変な思いをしました(笑)。

これからトライアスロンを始める方には同じ失敗をしてほしくないので、必ずバイク用ドリンクボトルを用意してください。オリンピックディスタンスであれば、500ml程度のボトルを1個準備すれば十分でしょう。

ーートライアスロンで忘れ物をしないおすすめの方法はありますか?

必要なアイテムのチェックリストを作成する方法がおすすめです。僕の場合、スマートフォンのメモ機能を活用して、レース前日には必ず1個ずつ用意できているかチェックしながら準備しています。

トライアスロンの大会で忘れられない経験を

 
ーー最後に、初心者の方に向けて、大会で注意すべきことがあればお聞かせください。

トライアスロン大会でトラブルなく完走するためには、相応の体力が必要になります。そのため必要なトレーニングをできる限り積んだうえで参加するようにしましょう

また、初心者の鬼門はやはりスイムです。スイム中はパニックになってしまうことも考えられるため、事前練習としてウェットスーツを着用して海で泳いでみましょう。できるだけレースと同じ環境に慣れておくことが重要です。

きちんとトレーニングを積んだ方は、レース中に自然を感じながらトライアスロンを楽しめると思います。泳いでいる時の水中からの景色や、バイクを漕いでいる時の疾走感はトライアスロンならではの経験になるでしょう。

忘れられない思い出を残すためにも、ぜひトライアスロンを楽しみましょう!


まずレンタル品や中古品を駆使して、初期費用を抑えながら大会に臨んでみては? 大会当日の忘れ物には十分に注意して、思いっきりトライアスロンを楽しもう!

アントレース、久坂部多月=取材・文

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