教えてくれたのはフォトグラファーの長山一樹さん。
▶︎すべての写真を見る 30歳になったとき、ふと高級時計を身に着けたいという気分になりました。そのタイミングで出会ったのが、この「グランド・レベルソ・ウルトラスリム・トリビュート・トゥ・1931」です。
上品な角形なので、正真正銘のドレスウォッチ。……と思っていましたが、聞くと出自はポロスポーツ向けに開発されたというエピソードがあり、意外性に魅力を感じました。
それを知ると、競技中の衝撃から文字盤を守るために生まれたという、個性的な反転ケースに妙に愛着が湧きます。
ジャガー・ルクルト「レベルソ」
エレガンスとスポーティのバランスは秀逸で、僕の代名詞であるスーツと相性抜群。もはや相棒のような存在です。
今振り返るとスーツも「レベルソ」も時代を超越する男のベーシック。きっとそういうものに惹かれてしまう性分なのだと思います。
購入時、時計店の店主には「一本目の高級時計にこのモデルを選ぶのか」と驚かれましたが(笑)。