
「あの人の着こなし、なんだかいい雰囲気」。そう感じる洒落者たちのボトムスを調査すると、“古着”のパンツを選んでいる率が高い。現行品にはない独特のヤレ感や、武骨なシルエットが、大人のコーディネイトに奥行きを与えてくれるのだ。
今回は、軍パンからブラックデニムまで、古着パンツを主役にした5人のリアルな着こなしをパパラッチ!
【写真11点】「カッコ良い人“古着パンツ”愛用率高し!」の詳細を写真でチェック
① 「ミリタリー由来の配色」を街着に落とし込む
ジャケット=ウールリッチ ニット=ジョンスメドレー パンツ=古着 シューズ=サンアントニオシューメーカー バッグ=ロンハーマン 腕時計=ガーミン
▶︎あらいさんのスナップをすべて見るあらいさん(38歳)スタイルの最大の勝因は、目を引くウールリッチのオレンジジャケットを、古着の軍パンが「最高の相棒」として受け止めている点にある。オレンジ×カーキは、MA-1のライニング(裏地)にも採用されているミリタリー伝統のレスキュー配色。
この鉄板とも言える色の組み合わせを、あえて古着のパンツを土台にすることで表現しているのが巧み。現行品にはない軍パンの絶妙なフェード感があるからこそ、鮮やかなオレンジが浮かずに馴染み、タフさと軽快さが同居する春らしいバランスに着地できている。
② 「黒」の重なりで、ミリタリーをモードな表情に
ジャケット=ワイパー Gジャン、カットソー=ともにコモリ パンツ=古着 シューズ=クラークス 帽子=ニューエラ 眼鏡=ノチノオプティカル
▶︎おおともさんのスナップをすべて見るおおともさん(32歳)ワイパーのミリタリージャケットを主役にした装い。ここでボトムスにカーゴパンツではなく、センタープレスが入った古着のスラックスを合わせたのが、洒落て見える最大のポイントだ。
このパンツが持つキレイめな要素が、アウターの武骨な印象をほどよく中和し、上品さをプラス。ニューエラのキャップやクラークスのワラビーでストリートの空気感を纏わせ、都会的で洗練されたムードをキープしている。
③ パンツの質感を味方につけた、大人のモード・ワーク
コート=シンヤ ニット=エディフィス パンツ=古着 シューズ=メゾンマルジェラ 眼鏡=ギュパール 腕時計=カルティエ リング=エムエムシックスメゾンマルジェラ×タイメックス リング2=トムウッド リング3=不明
▶︎ゆうがさんのスナップをすべて見るゆうがさん(38歳)シンヤの端正なロングコートに対し、ボトムスに古着のレザーと思しきパンツを合わせた、素材感の対比が光るスタイル。ポイントは、パンツの「マットな光沢」だ。 新品のレザーパンツだとハードになりすぎるところを、適度に履き込まれた古着を選ぶことで、コートの落ち着いた質感にスッと馴染ませている。
カルティエの腕時計やマルジェラのタビシューズといった、エッジの効いた名品たちを繋ぐ「緩衝材」としても古着のパンツはいい働きをする。
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