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前触れもなく突然発症、経験したことない激痛が

PexelsによるPixabayからの画像

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――発症する前兆みたいなものはあるんですか?

この病気は、何の前触れもなく突然発症するというのが特徴です。ゴルフでスイングをしたとき、後ろを振り返った時、睡眠中などと様々です。

発症すると、胸や背中、腰(お腹)などに今までに経験したことがない激痛が走ります。発症すると数秒から数十秒で、心臓から足側へと大動脈が裂け続けるので、胸→背中→腰(お腹)などと痛みが移動するのも、大動脈解離の特徴です。

稀なケースではありますが、発症しても痛みを感じない人もいます。

――大動脈解離になると100%助からない?

30、40代の若い世代であれば、死亡率は10%ほどなので、高齢者に比べてそれほど高くありません。

胸や背中、腰などに激痛が移動するといった症状がある場合は、大動脈解離を疑がわれるので、一刻も早く救急車を呼んで医療機関を受診し、治療を受けることが大切です。


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