自己流マスターベーションに要注意!
「マスターベーションの方法自体は、もちろん自由です。でも、やり方によっては不妊や膣内射精障害、ED(勃起不全)などにつながるリスクがあります」。
具体的には、ペニスを強く握りすぎる「強グリップ」、特定の体勢でないと射精ができない「足ピン」、過度な振動を使ったマスターベーションなど。
特に注意したいのが、うつ伏せになってペニスを擦り付ける「
床オナ」だ。
「床オナの問題点は、半勃起状態で射精ができてしまうこと。この方法を続けることで、いざ性交渉の段階になったときに射精ができない膣内射精障害やEDになってしまうリスクがあります。
実際、幼少期に『なんか気持ちいいな』と快感を覚えて床オナを続けてきた影響で膣内射精障害になり、完治するまでに10年近くかかってしまったという方もいるんです。
そもそも、正しいマスターベーションのやり方を学んだことがあるという方は、かなり少ないのではないでしょうか。この要因は、幼少期における日本の性教育が不十分であることなのかもしれません」。
▶︎「マスターベーションしすぎたら死にますか?」子供の性の悩みと教育現場の実情
もし、自分がEDかどうか気になる方は、下記の「勃起の硬さスコア(EHS:Erection Hardness Score)」という指標を活用してセルフチェックしてみよう。
グレード0:陰茎は大きくならない。グレード1:陰茎は大きくなるが、硬くはない(こんにゃくの硬さ)。グレード2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない(みかんの硬さ)。グレード3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない(グレープフルーツの硬さ)。グレード4:陰茎は完全に硬く、硬直している(リンゴの硬さ)。
▶︎TENGAヘルスケアサイトで「
遅漏・腟内射精障害セルフチェック」する
上記のうち、勃起時にグレード1~2であればEDの可能性あり。グレード3でも性交できないならEDと言える。
ただし、遅漏や膣内射精障害の場合は、トレーニングアイテムなどを活用することで改善を図れるとのこと。もちろん、TENGAからも発売されている。
「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニングシリーズ」(各1100円)。刺激の違う5つのカップを段階的に使用することで、男性機能をトレーニングすることができる。
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