③ ’50〜’60年代のカバーオール
鈴木 このカバーオールはクタッとした表情と色落ち具合がいい塩梅。コーデュロイ生地の襟の切り替えも洒落ています。
齋藤 ライナーが、古着ではお馴染みのブランケット素材なので、保温性があり春先にも活躍すると思います。着たときにボリューム感は出ますが、丸みのあるシルエットが今っぽく見えますよ。
④ ザ・ノース・フェイスのライナー
鈴木 これはおそらく、もともとザ・ノース・フェイスのアウターで、着脱可能なライナーの方だけが市場に出回ったのでしょう。ライナーではありますが、ナイロンとフリースの切り替えが印象的でデザインとしても秀逸だと思います。
インナーなので身幅はやや細身。冬はノースのダウンを着ている方が多いですし、古着もわりと出回っているので、周りと被りたくない人はこういうアイテムを選択肢に入れてもいいと思います!
齋藤 デナリなどとは明らかに一線を画したルックスですよね。フロントのカッティングや2つのジップポケットのデザインも新鮮さがあります。僕もザ・ノース・フェイスでこのようなアイテムはあまり見たことがありません。
3/3