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2023.12.24

ファッション

古着ブームの次なる主役は「ラコステ」か。デザイナー鈴木真悟が見つけた注目3ブランド



「鈴木真悟のVintage Clothes Cruise」とは……


19SO(ナインティーンエスオー)デザイナーの鈴木真悟さんとともに、今気になる古着店を巡る本連載。今回も10月にオープンしたばかりの新店「アノコ」を深掘りしていく。

海外からの買い付けが大半の古着。必然的にインポートブランドものが主軸を張り、それらを通して彼の地に想いを馳せる人も少なくないはずだ。

そこで今回は、「アノコ」で注目の3ブランドを紹介しよう。

[左]鈴木真悟(すずきしんご)⚫︎「サタデーズ ニューヨークシティ」でプレス、そしてブランドマネージャーとして活躍したのち、2020年に独立。自身のブランド「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。[右]守田圭佑(もりた・けいすけ)●スタイリストのTEPPEI氏に師事し2022年に独立。雑誌やWEBなどのファッションメディア、ブランドのビジュアル制作などを中心に活躍。2023年10月下北沢に自身がディレクションした古着店「アノコ」をオープン。

[左]鈴木真悟(すずきしんご)⚫︎「サタデーズ ニューヨークシティ」でプレス、そしてブランドマネージャーとして活躍したのち、2020年に独立。自身のブランド「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。[右]守田圭佑(もりた・けいすけ)●スタイリストのTEPPEI氏に師事し2022年に独立。雑誌やWEBなどのファッションメディア、ブランドのビジュアル制作などを中心に活躍。2023年10月下北沢に自身がディレクションした古着店「アノコ」をオープン。


【写真19点】「デザイナー鈴木真悟が古着の新店で見つけた注目3ブランド」の詳細写真をチェック

「ANOCO.(アノコ)」
10月に誕生したばかりの同店はディレクターを務めるスタイリスト、守田圭佑さんのセレクトセンスとユニークな構成が話題。スポーティからトラッドまで、1980年代〜2000年代初期の古着が揃う。守田さんが店頭に立つこともあるためプロ目線からアドバイスをもらえるのもうれしい。

10月に誕生したばかりの同店はディレクターを務めるスタイリスト、守田圭佑さんのセレクトセンスとユニークな構成が話題。スポーティからトラッドまで、1980年代〜2000年代初期の古着が揃う。守田さんが店頭に立つこともあるためプロ目線からアドバイスをもらえるのもうれしい。


住所:東京都世田谷区北沢2-12-7 COSMY下北沢3F

営業:15:00〜21:00、不定休
@anoco._shimokitazawa

① ポロシャツじゃない! ラコステの意外な狙い目



鈴木 このブルゾン、ラコステなんだ?

守田 オールブラックって珍しいですよね。



鈴木 がっしりしていて暖かそう。スポーティなブルゾンだけど、黒だから大人な着こなしに使えるポテンシャルを感じる。2000年代くらいの古着?

守田 そのくらいだと思います。



鈴木 あと、サッカージャージーっぽい風情のアウターも気になってた。イタリア代表のオフィシャルジャージーみたいな感じだね。



守田 ラコステにしては珍しく長めの丈感なんですよ。わりと短丈が一般的には多いんですけどね。

鈴木 今っぽく着られそうなサイズ感だね。なんだかラコステの古着が多くない?

守田 実はラコステをめっちゃ推してます(笑)。



鈴木 どうしてラコステなの?

守田 去年パリに行ったときに、ヴィンテージショップでラコステのセットアップを買ったんです。上下ナイロンの、結構おじさんくさいアイテムだったんですけれど、それが意外に格好良くて。ポロシャツ以外のアイテムもいいなって思ったんです。

鈴木 そうなんだ。

守田 昔のラコステのルックを見ていたら、抜群に格好良くて。もうすぐブームがくると思っています。このスウィングトップもおすすめです。



鈴木 品があってめちゃくちゃいい。これはいつ頃のもの?

守田 おそらく’90年代前半です。



鈴木 ライナーがすごくかわいい。着てみたいなぁ。


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