加齢臭が染み付いた洋服の洗濯方法
――洋服に加齢臭が染み付いた場合、どのように洗濯すれば良いですか? 洗濯をするときに、
40度以上のお湯と中性アルカリの洗剤を合わせて使うのがポイントです。皮脂に含まれている油分は、お湯に浸けると洋服への付着力が弱まるため、汚れが落ちやすくなります。
さらに皮脂は弱酸性なので、反対の性質をもつアルカリ性の洗剤を使うとより効果的です。
――家庭によっては、お風呂の残り湯を使って洗濯する場合もあると思いますが、残り湯でも加齢臭は落とせますか? 残り湯は温かいので、加齢臭を落とす洗濯方法に当てはまります。しかし、残り湯には皮脂や別の汚れが混ざっているため、温かいからという理由で使うのはあまりオススメできません。
――洋服に加齢臭を付きにくくする方法はありますか? 皮脂の分泌は生きている上で必ず起こる現象ですので、洋服を着たときに加齢臭が付いてしまうのはどうしても防げません。そのため加齢臭が洋服に付くのを防ぎたい場合は、洗濯で皮脂をしっかり落とす方法が効果的です。
――洋服はこまめに洗う方が良いのでしょうか? そうですね。洋服を着用後、洗うまでに長時間放置すると、加齢臭が悪化するだけではなく生乾き臭の原因にもなってしまいます。ですので、洋服を着たら早めに洗濯することが大切です。
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加齢臭は洋服に染み付くという衝撃の事実に驚くが、お湯とアルカリ性の洗剤を使うことで臭いを抑えることが可能だ。自分の体臭が気になり始めたら、まずは洗濯の方法を変えてみよう。