キスシーンは笑い飛ばすくらい平然とした態度で
また、性に関する話を受け入れてくれる、質問しても一緒に考えてくれる、という安心感を早くから持たせておくと、思春期に生きてくるという。
「ドラマや映画でキスシーンなどが出てくると、なんだか気まずい雰囲気になる家庭って多いと思います。そういう気まずい雰囲気を親が作ってしまうことで、子供は自然と性をタブー視するようになり、隠すようになってしまいます。
この場合なら、『このキスシーン、ちょっと無理やりだよね』などと笑い飛ばすくらい、平然としていた方がいい。性に関する話題を前に親がうろたえてしまうと、『変なこと聞いて困らせてしまった』という印象が子供の中に残ってしまうかもしれません」。
だからこそ、親も一緒に学ぼうとする姿勢が大切。子供があれこれ自分で調べて、アダルトサイトから間違った情報を入れてしまうリスクも回避できるからだ。
「そういう意味では、思春期からいきなり性の話をはじめるより、幼少期から基盤を作っておくと、子供も話やすいですし、なにか困ったときに相談してくれやすいと思います」。
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