④ テンシーのジャケット
推薦人:宮田祐哉さん(ブルズアイPR 36歳)
「ウィンドプルーフ アノラック」24万7500円/テンシー(ティーエヌピー 03-3464-8545)
ブランドの定番モデル「アノラック」を7〜8年間も着続けたという宮田さん。ただ、「かなり味が出てきたし、ジャストサイズだったから今度は少しゆとりのあるヤツがいいな」と、今季は新型の購入に踏み切った。
表地は、オリジナルの高密度ナイロンベンタイルミリクロス製。「日本の小松マテーレ社と開発したとされる、通称“OJJ”が使われています。久しぶりに新品を着ましたが、このゴワゴワ感はやっぱり独特。しっかり着込んで経年変化を楽しみたいです」と、寒さ・風・雨を完璧にシャットアウトする機能素材に絶大な信頼を寄せている。
旧作とベースデザインは変わらずも、「フロントのポケットや風を防ぐための大きく立ち上がった襟など、ミリタリー要素を程良く取り入れたところが気に入っています」。なるほど、些細なアップデートこそが玄人を唸らせるのだろう。
コーディネイトについては「ストイックにオールブラックで合わせたり、インナーにイエローなどのフーディを挿してもいい」としながらも、「春先はレザーのカーゴショーツとブーツとかにもチャレンジしたいです」と先々を見据えていた。