コラム連載「週末だけでも世界一周!」とは…… 「海外旅行は週末だけでも十分楽しめます」と豪語するリーマントラベラー、東松寛文さん。
もちろん休みが取れる人には数日足して行くことをおすすめしたいが、今回は週末や三連休だけで満喫できる旅先としてオーストラリアをチョイス。そのワケは……。
案内人はこの方! 東松寛文●1987年岐阜県生まれ。平日は広告代理店で働く傍ら、週末で世界中を旅する"リーマントラベラー"。社会人3年目に旅に目覚め、10年間で80カ国181都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。"週末海外"のスペシャリストとして『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。以降、テレビ東京『ガイアの夜明け』、日本テレビ『ZIP!』などTV・新聞・雑誌といったメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。
こんにちは! リーマントラベラーの東松寛文です。今回は南半球のオーストラリアをご紹介します!
「週末だけでオーストラリアに行けるの?」と思う人も多いかもしれませんが、オーストラリアほど週末海外旅行にピッタリな国はありません。さらにこれから寒さが厳しくなる日本と真逆で、オーストラリアの季節は今まさに夏真っ盛り。これから計画すれば最高の非日常が待っていますよ!
都会派には土日休みで旅するシドニー、自然派には3連休で楽しめるケアンズをおすすめします。
① 最も効率が良い週末旅先はシドニー!
シドニーにあるオペラハウス。
オーストラリアと聞いてまず思い浮かべる都市は、シドニーという人も多いでしょう。シドニーはオペラハウスがある美しい港町、オーストラリアの玄関口でもあります。
とはいえ、東京からシドニーへのフライト時間は9時間45分近くかかるので、どこか遠い都市……僕は昔、そう思っていました。でも、今は違います。シドニーこそ最も効率よく週末海外旅行を楽しめる街なのです。
なぜなら、フライト時間が完璧だからです。
仕事帰りにも余裕で間に合う金曜22時羽田発の便に乗れば、10時間弱たっぷり眠って、土曜の朝9時台にシドニーに到着。丸2日間楽しんで、日曜22時にシドニーを発ち、機内で爆睡したら羽田には月曜朝6時に到着します。そのまま全力出社すればいいのです!
現地滞在時間は37時間ありますので、土日休みだけでも十分楽しめます。
そのうえ、シドニーは時差が+1時間(現在はサマータイムで+2時間)。時差ボケを気にせず旅できる点も、おすすめの理由です。帰国後もスムーズに仕事を始められます。そんなわけで、僕はもうこれまでに2回も週末シドニー旅をしました。
土日でシドニーに行くなら、土曜の朝は"世界一の朝食"で有名な、あの「bills」1号店のパンケーキでスタート。
お腹がいっぱいになったら、これからの季節人気のマンリービーチやボンダイビーチで海水浴をしたり、絶景インフィニティプールのボンダイ アイスバーグ クラブでプールを楽しんだりしましょう!
マリンビーチでは思い思いに遊ぶ人たちの姿が。
港沿いの歴史地区「ザ・ロックス」を散歩しながら、オペラハウスやハーバーブリッジを眺めるのも外せません。今年10月にオープンしたばかりのホテル「W シドニー」にはまだ僕も泊まったことがないので、次は必ず泊まりたいです。
またシドニーはグルメも熱い! 日本にも進出しているシドニー発のギリシャ料理店「THE APOLLO」をはじめ、世界各国の料理が楽しめる高級レストランがたくさんあり、せっかくなら港沿いでオシャレしてディナーしたいところです。
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