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当記事は「Forbes JAPAN」の提供記事です。元記事はこちら。 今年もそろそろ忘年会のシーズンがやってきた。コロナ禍で一時衰退した恒例行事は、コロナが明けたこの年末、どうなるのか。そんな2023年の忘年会意識調査をJobQ Townが行っている。
それによると、今年職場で忘年会を開催するか否かに対し、52.3%が開催ありと回答。コロナ禍前の2019年が58.1%だったので、ほぼコロナ前の状態まで回復している。
続いて、職場の忘年会への参加したい意識については、「とても参加したい」「参加したい」「どちらかといえば参加したい」を合わせて、55.8%と過半数超え。
意外と20代の人が61.5%といちばん参加意欲が高く、参加/不参加の理由を見てみると、参加したい人は「職場の人とのコミュニケーション」が50.9%とダントツ。コロナ禍に入社した人たちは、在宅勤務などでコミュニケーション不足なのではないかと推測される。
一方、参加したくない人の理由としては「気を使うのが疲れる」「特に必要性を感じない」「経済的な負担が気になる」が上位を占めた。
忘年会が必要だと思う人は、やはり「職場の人とのコミュニケーションが取れる」が53.1%と多く、不要だと思う人は「交流を飲みの場にこだわる必要がない」と46.4%が回答。
忘年会反対派の意見としては、忘年会強制参加がコロナ禍のおかけで解放されたと感じていたり、ハラスメント問題が起きやすいコメントしていることから、精神的苦痛に感じる人がいるということを認識する必要がありそうだ。
コミュニケーションが重要だという認識は、反対派にもあるはずなので、「飲み会=上司に気を使う場」という昭和・平成時代から脱却し、コロナ禍を経て飲みの場だけでなく令和時代の忘年会文化へ変革が求められているようだ。
出展:ライボ「2023年 忘年会意識調査」より