ビーチテニスという新境地で進化を続ける有佳里さん。看板娘に推薦してくれたのは、日本ビーチテニス連盟・副会長の杉田高章さん。
「テニスをやっていたこともあって、ボールに当てるというラケットワークは上手だったんですが、競技の違いで悩んだこともあると思います。
でも、海外で経験を積んで彼女自身のプレーを確立しました。勝ちにこだわる貪欲なスタイルも日本人女性選手には珍しいですね」。
「今、もっとも注目されている選手のひとりです」。
じつは杉田さん、Over50歳の部で国内ランキング1位というすごい人なのでした。
さる11月4日に開催されたOver50歳の部の全日本選手権でも見事優勝を果たす。
なお、有佳里さんが最近よく開くというのは解剖学の図解本。
「去年、今年と怪我が多かったので、整形外科の医師や理学療法士、アスレティックトレーナーにたくさんお世話になっています。
そんな先生方に身体やトレーニングのことをたくさん相談するうちに、自分でももっと理解したうえで競技力向上に繋げたいと考えるようになりました」。
いつもお世話になっている理学療法士の先生(左)とアスレティックトレーナーの先生(右)。
取材終了後にコートでラリーをやらせてもらったが、予想以上に足を砂に取られるので1分も経たないうちにギブアップでした。
一方で、こちらは美しく力強いフォームのサーブ。
「ビーチテニスはイタリア発祥ですが、今いちばん熱いのはブラジル。大会にも選手にもスポンサーが付きやすいし、日本も競技を取り巻く環境をどんどん改革して盛り上げていかないとと思っています」。
ありがとうございました。
では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
興味を持ったスポンサー様、ぜひ。
[取材協力]一般社団法人 日本ビーチテニス連盟www.beachtennis.or.jp 小田急藤沢テニスガーデンwww.odakyu-ts.com