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2023.11.21

ファッション

藤原 裕さんのヴィンテージ論。最近ハマっているアイテムと着こなすときに活躍する現行品

「キャプテン サンシャイン」のキャップ。ヴィンテージを着るときはどこかに新品を。こちらは友人であるデザイナーの児島晋輔さんが手掛けたキャップ。

「キャプテン サンシャイン」のキャップ。ヴィンテージを着るときはどこかに新品を。こちらは友人であるデザイナーの児島晋輔さんが手掛けたキャップ。

「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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教えてくれたのは
藤原 裕さん

1977年、高知県生まれ。原宿の人気古着ショップ「ベルベルジン」のディレクター。ヴィンテージデニムアドバイザーとして、他ブランドとのコラボレーションなども行っている。

デニムは501XX、スニーカーはコンバースのオールスターと、昔から定番が大好き。

でも今季はヴィンテージの中でも、いろんな意味で王道からちょっと外れたアイテムが気分。

“ハートタグ”と呼ばれる刺繍タグを備えた50年代製のカーハートのもの。

“ハートタグ”と呼ばれる刺繍タグを備えた50年代製のカーハートのもの。


例えばカバーオールならリーが有名ですが、あえてレアなカーハート、シャツであればリーバイスの中でも珍しい、ショートホーンタグ付きを着ています。

リーバイスのシャツは、角の短い牛の刺繍ロゴ入りのタグが付くことからショートホーンと呼ばれるもの。

リーバイスのシャツは、角の短い牛の刺繍ロゴ入りのタグが付くことからショートホーンと呼ばれるもの。


小物も同様で、最近はバンダナで遊ぶのが楽しい。特にハマっているのが“クッキー柄”と呼ばれる、業界の中でもマニアックな逸品。

60〜70年代のもので、クッキー柄の名称は、見た目がクッキーに見えることに由来するという。

60〜70年代のもので、クッキー柄の名称は、見た目がクッキーに見えることに由来するという。


ここまで徹底すると改めて古着が好きなんだと再認識します。

また、“知る人ぞ知る”珍品は人とかぶらないので、持っているだけで気持ちいい(笑)。
この記事は、オーシャンズ12月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


川西章紀、品田健人、箱島崇史、椙本裕子、笹井タカマサ、奥山祐太=写真 オオサワ系、黒澤卓也、菊地 亮、長谷川茂雄=文

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