OCEANS

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“8人8色”な、みんなの青レビュー

写真:ロイター/アフロ

写真:ロイター/アフロ


「ティファニーには、どんなにお金を出されても決して売らないものがひとつある。……ただし商品を購入された方には無償で提供する。

それは、ティファニーの名を冠したブルーのボックスである」(1899年「ニューヨーク・イブニング・サン紙」より)。


マディソンブルー デザイナー/クリエイティブ ディレクター 
中山まりこさん 

「私のスタイルの原点である、トラッドの軸となるカラーのブルーとネイビーは、大人のスタイリングを常にフレッシュに、清らかさを加えてくれる欠かせない色です」(2023年『OCEANS』12月号取材より)。


スタイリスト 喜多尾祥之さん 
「ネイビーは残酷なぐらい、着る人の内面やセンスが滲み出る色」(2022年『OCEANS』4月号取材より)。


ファッションエディター
ダイアナ・ヴリーランドさん
写真:AP/アフロ

「ブルージーンズはヴェネチアのゴンドラ以来の最高傑作!」(2015年5月『ハーパーズバザー』web記事より)。


ユナイテッドアローズ クリエイティブアドバイザー 
鴨志田康人さん

「ネイビーブルーのスーツは、男性を最もスマートに魅せる。無難に着ては凡庸になる。気張ると持ち味を損なう。細心の注意を払って、知性的に着こなすべきだ」(2023年『OCEANS』12月号取材より)。


イヴ・サンローランさん
写真:CAMERA PRESS/アフロ

「ブルージーンズを発明したかったね。それには表情があり、控えめで、性的魅力もあり、シンプルだ。それらはすべて私が服に求めているもの」(2008年10月刊行『Oxford Dictionary of Modern Quotations』Oxford Univ Pr.刊より)。


ナナミカ代表取締役
本間永一郎さん 
「高校時代のサーフィンから始まり、マリンウェアのデザイナーになって始めたヨット。そして、自分のブランドが作りたくて始めたナナミカ(七海家)。

海は人生の3/4以上、いつも自分の意識の中心にある。だから、服作りのベースカラーはいつもネイビー。

華やかで気持ちのいいネイビーもあれば、厳しくて怖いネイビーもある。その表情の違いに地球が生き物のように感じられる」(2023年『OCEANS』12月号取材より)。


著作家・服飾史家
中野香織さん 

「19世紀のイギリスの美術評論家、ジョン・ラスキンは、『青色は神によって永遠に喜びの源となるように定められている』と残しています。

青については問答無用。空を眺めながら喜んで神の恩恵に浴すべき色なんです」(2023年『OCEANS』12月号取材より)。


ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ ディレクター 
渡辺真史さん 

「青は海や空を連想させる気持ちいい色ですが、儚さを感じさせる繊細な色でもある」(2023年『OCEANS』5月号取材より)。


ノンネイティブ デザイナー
藤井隆行さん 

「ネイビーは、ほんの少しのバランスで高級感が出るし、逆に安っぽくもなるから難しい色でもある」(2023年『OCEANS』5月号取材より)。


デザイナー
クリスチャン・ディオールさん
写真:GRANGER.COM/アフロ

「ミッドナイトブルーは黒に匹敵する唯一の色である」(2017年3月「ニューヨークタイムズ」記事より)。

この記事は、オーシャンズ12月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


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