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過酷な状況で使うならOD缶が◎

各社、自社バーナーを最大限に活かすガスの混合率を研究している。

各社、自社バーナーを最大限に活かすガスの混合率を研究している。


燃料ガス缶の中身は、メーカーによって少々異なることはご存じだろうか。

缶の中には、ブタン、イソブタン、プロパンなどのガスが混入されており、その割合次第で、寒い場所でも火力を保ちやすいハイパワーなガスを作ることもできる。

CB缶はコンパクトなサイズもあるので、使う分だけ持ち、余分な重量をカットできる。

CB缶はコンパクトなサイズもあるので、使う分だけ持ち、余分な重量をカットできる。


缶の形状と素材の厚みの違いにより、OD缶はCB缶よりも内圧が強いガスを高い割合で封入できる。つまり、より寒い場所にも対応する混合率のガスを詰めることができるのである。

そのため、OD缶には適応する気温ごとに混合率の異なる種類が揃っている(CB缶にも一部ある)。もし、冬のキャンプや標高の高い山で使うつもりならば、OD缶タイプを選ぶと快適に使用できる環境の選択肢が高まるに違いない。


扱いやすさならCB缶、バーナーのモデル数はOD缶がダントツ

扱い慣れている安心感もポイント。

扱い慣れている安心感もポイント。


OD缶はアウトドアショップや通販でないと手に入りづらいが、CB缶はスーパーやコンビニでも手に入る利便性もポイント(ただし、メーカーはバーナーと燃料のブランドを揃えることを推奨していることをお忘れなく)。価格もCB缶の方が経済的だ。

また、家庭用の卓上コンロをアウトドアに持ち出してみるのも手。風防などのカスタムもしやすいため、CB缶タイプのほうがなにかと手軽で扱いやすいとも言える。

選ぶ楽しみはOD缶がダントツ。

選ぶ楽しみはOD缶がダントツ。


カセットコンロを除くと、CB缶を使うアウトドアバーナーの選択肢は少ない。売り場全体の8〜9割くらいは、OD缶を使うタイプが占めており、用途や好みに合わせて選ぶ楽しさがあるのはOD缶タイプだ。

以上を踏まえると、手軽に扱えて料理に向いているのがCB缶タイプ、背負って移動したり、厳しい環境下で使うことがありそうならOD缶タイプを選ぶといいだろう。

しかし、日帰りのハイキング程度ならCB缶タイプを背負うのも苦にならないし、ジェットボイル(一瞬でお湯を沸かすことに特化した特殊なバーナー)のようにキャンプにあると便利なOD缶タイプも存在する。

購入前にどう使うかをイメージして、何が自分に合うかをよく考えてみてほしい。

池田 圭=取材・文・写真

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