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ーー女性の更年期障害との違いについて教えてください。

女性の更年期障害は、だいたい閉経の前後5年に起こる限定的なライフイベントですが、男性の場合は30代から徐々にあらわれます。なので、男性更年期障害と気付かないで過ごす人も多いんです。

ーーどの年代がもっとも多いんですか?

テストステロンの分泌は20代をピークに30代から徐々に減少し、40歳を境にグンと減るため、40代以降に発症することが多い病気です。40歳以上の6人に1人が男性更年期障害を発症すると言われています。

ですが、テストステロンの減少は加齢だけでなく、ストレスや過労といった社会的な要因も多く、老化の実感が少ない30代でも症状があらわれる人が少なくありません。

最近は更年期障害を心配して、クリニックを受診する30代男性が増えています。


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