ストレスが多い30代、40代は誰しも発症する可能性あり!
ーー更年期障害を発症しやすい人の特徴はありますか? ストレスを溜めやすい人や、几帳面で真面目なタイプが多いと言われています。また、運動不足や睡眠不足、偏った食生活、過度の飲酒、喫煙習慣など、生活習慣が乱れている人は、テストステロンが低下しやすいので注意が必要です。
とはいえ、30〜40代は仕事で責任のある立場を任されることも多く、疲労などを感じやすい時期。家庭では家事や育児、介護などにも直面しストレスを受けやすいため、この年代の誰もが発症する可能性があります。
ーー具体的にはどんな症状があらわれるのでしょうか? 代表的な症状は、眠りが浅い、疲れがとれない、やる気がでない、性欲の減退です。これらに加えて、憂うつな気分、イライラ、動悸、ほてり、肩こりや手足の関節の痛み、記憶力や集中力の低下といった症状があらわれます。
ーーうつ病の症状にも似ていませんか? 確かに更年期障害はうつ病の症状に似ていることが多く、見逃されることも少なくありません。
また、一般的に男性更年期障害という病名が浸透していないため、実際にうつ病と誤認されて心療内科に通院されていた患者さんがいます。
体調の変化を感じたら、まずはセルフチェックをオススメします。
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