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2023.10.17

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藤井隆行の大好評イベント Vol.2開催。オールドマルニで価値ある家具を「RE-INNOVATION」


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10月18日(水)より伊勢丹新宿店 本館5階にて、家具再生の新しいかたちを提案する企画「RE-INNOVATION」の第2弾「RE-INNOVATION Vol.2 Low Angle by Takayuki Fujii」が開催される。

長年の愛用者からの修理依頼に細かく対応してきた実績の中で、マルニ木工は、単に古いものを元の姿へと戻すだけでなく、ユーザー自身の感性をフルに活かしたアレンジやカスタマイズを加え、新たな価値、存在へと変化させることができるのではないかと考え、これらの家具をリノベーション家具としてマルニファニシング公式オンラインストアを中心に展開をスタート。

昨年、この普遍的な家具の美しさを伝えるべく、伊勢丹新宿店の共同企画として「RE-INNOVATION ー 家具再生の新しいかたち ー」と題したポップアップイベントを開催し、大きな反響を得た。

藤井隆行●1976年生まれ。奈良県出身。機能素材を絶妙なバランスで取り入れ、幅広い世代に支持されるメンズブランド「ノンネイティブ」デザイナー。オーシャンズ連載「藤井隆行の視点。私的傑作批評」では独自のセンスと審美眼でモノをセレクトし紹介している。

藤井隆行●1976年生まれ。奈良県出身。機能素材を絶妙なバランスで取り入れ、幅広い世代に支持されるメンズブランド「ノンネイティブ」デザイナー。オーシャンズ連載「藤井隆行の視点。私的傑作批評」では独自のセンスと審美眼でモノをセレクトし紹介している。


第2弾となる今回も、昨年に続き、ファッションブランド「ノンネイティブ」デザイナーの藤井隆行氏が監修。

「ローアングル」をテーマに藤井氏の感性でリノベーションしたオールドマルニの家具を販売し、また家具の修理やリノベーションも行う。

テーマは日常のなかでゆったりと過ごす「ローアングル」な時間



マルニ木工が一世紀近い歴史の中で、これまで世に送り出してきた数々の家具。半世紀以前に製造したクラシック家具でも、その確かなものづくりと機能性、普遍的なデザインで中古市場でも人気を集めるプロダクトがある。

中でも、1950年代〜1970年代に製造されたプロダクトは、当時のロゴである孔雀マークを象徴とし、中古やヴィンテージ家具好きの間で「オールドマルニ」の愛称で親しまれている。



以前から「オールドマルニ」のプロダクトの魅力を感じていた藤井氏。今回は、本企画に向けてマルニ木工の家具作りの原点に触れるべく、広島にある本社工場にも足を運び、職人等との対話を通してその技術や素材の可能性を肌で感じ、より深くリノベーション家具の監修に携わった。


 
藤井氏が、今回の企画テーマとしたのは、「ローアングル」だ。

身体を預けて、目線が下がり、時間がリセットされるような瞬間をともにしたくなる家具。ラウンジチェアを中心に、さらに同じ空間に溶け込むマガジンラックなどがラインナップされる。



1952年に「オアシス」という愛称で売り出され、当時人気を博したデッキチェアや、1970年〜80年に短期に販売された稀少性の高いスカンジナビアンテイストのアームレスチェア「ニューポリマ」、その他ナイトテーブルやマガジンラックなどローアングルなプロダクトに、藤井氏の独自の感性でプロダクトを監修。

奇を衒うようなリノベーションではなく、プロダクトが製造されていた当時の時代感を残しながらも現代に通用するプロダクトの完成度を目指し、その魅力を最大限に引き出した。



今回はすべて藤井氏が監修したプロダクトが並び、藤井隆行監修モデルとして、当時の孔雀のロゴを復刻したプレートが付く。全て1点ものとなる貴重なアイテムだ。
「RE-INNOVATION Vol.2 Low Angle by Takayuki Fujii」
会 期:10月18日(水)~ 24日(火)
会 場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ #5
イベントページ:RE-INNOVATION Vol.2 Low Angle by Takayuki Fujii


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