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2023.10.01

からだ

ラグビー日本代表選手が信頼する太田千尋コーチ直伝。逆三角形ボディになる2つのトレーニング


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ラグビー代表チームの筋力や持久力、スピード、敏捷性の強化をミッションとする凄腕コーチ・太田千尋さん。

屈強なフィジカルを作り上げるにはどうすればいいのか? そして、スーツが似合うカラダづくりに必要なメソッドとは何か?

たくましい胸板を作るメソッドに続き、ここでは肩や背中のトレーニングについて教えてくれた。

教えてくれたのは
ラグビー日本代表 ストレングス&コンディショニングコーチ
太田千尋さん
1979年、千葉県生まれ。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。クボタスピアーズやラグビーU-20日本代表、慶應義塾大学などで経験を積み、2013年から現職。19年のラグビーW杯にも同行し、史上初となるベスト8進出を支えた。

トレーニング③
広い肩幅をつくる「ショルダープレス/1日10回×3セットから」

効果のある部位①三角筋 ②僧帽筋 ③上腕三頭筋

効果のある部位①僧帽筋 ②上腕三頭筋 ③三角筋


「肩の筋肉量と広背筋が多いと肩幅が広く見え、上半身が逆三角形に見えます。また、ウエストがすっきり見えるという視覚的な効果も」。そんな肩の三角筋を効果的に鍛えられるのがショルダープレスだ。

最初は500mlのペットボトルを使い、慣れてきたらダンベルに切り替えて負荷を高めていく。



①両腕を左右に広げて、500mlのペットボトルを肩より上の位置へ。左右の肩甲骨をしっかり寄せ胸を張って、手のひらは前へ向けておく。腹筋と背筋、尻にも意識して、体幹がブレないように注意する。



②息を吐きながら、両肘を伸ばすようにして、頭上へ500mlのペットボトルを持ち上げる。肘を伸ばしきる直前まで上げ、肩の三角筋をしっかり収縮させる。

息を吐きながら、ゆっくりと肘を曲げて元の位置へ。この動作を繰り返す。



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