バテンウェア デザイナー、CEO 長谷川晋也さん●昨秋冬で創業10周年を迎えたバテンウェアの代表。自然豊かな地で家族とアウトドアを満喫する日々。
▶︎すべての写真を見る ブルックリンで自身のブランド「バテンウェア」を立ち上げた長谷川さんが、LA郊外のトパンガキャニオンへと拠点を移したのは2017年のこと。
「子供が生まれ、NYを窮屈に感じるようになっていたんですよね。きっかけは単に奥さんの出身がトパンガキャニオンだったこと。
実際に移り住んでみて、海と山の両方が身近にある生活を満喫しています」。
「ミツベン」のサーフボード。「元はNYに住んでいた頃、LA用のサーフボードとしてベニスで購入。LAを訪れるたびに乗るのを楽しみにしていたボードで、現地に移り住んでからも使用頻度の高いお気に入り」。
自宅は山の麓に、仕事場は中腹に、そしてそのまま山を越えればサーフポイントも目と鼻の先。波乗り、MTB、トレイルランにキャンプと、アクティブな日々が日常になった。
「ソロストーブ」のストーブ。「カリフォルニアに越してから庭で火を熾す機会が増えました。そこでたどりついたのがこれ。火が美しく、安全面もよくできていて、子供と一緒に安心して使えるアイテムです」。
「だから、モノ作りやモノ選びの目線も自ずと影響を受けているかもしれません。大都会に住んでいたこれまでに比べて、時間の使い方も、家の間取りも、格段に余裕が出ましたから。
せかせかしない、気持ちのいい気候がカリフォルニアの魅力。ここでの生活はまるで人生の夏休みのよう」。
シャツ4万3560円/バテンウェア(アリガインターナショナル 03-6659-4126)
そんな長谷川さんの最新作がこちら。
トパンガキャニオンでの朝の軽いハイキングや、庭でのガーデニングでとにかく使いやすいシャツは、多ポケットが便利。ショーツは「個人的に好きな70年代のコーデュロイショーツが元ネタ」だそう。
ショーツ2万7500円/バテンウェア(アリガインターナショナル 03-6659-4126)
ビーチでのストレスを減らしてくれる、砂が抜けるメッシュ素材が最高に気持ちいいバッグもおすすめだ。
バッグ8800円/バテンウェア(アリガインターナショナル 03-6659-4126)
「もっとも、毎シーズンのコレクションも、夏休みの宿題を最後の何日かで追い込むかのように仕上げているんですけど (笑)」。