【中級編】戻し方をひと工夫してみる
出汁で戻す贅沢な方法。これは美味い!
ふたつ目の提案は、フリーズドライの戻し方を工夫してみること。通常、規定量のお湯を注いで戻すのだが、そこにひと工夫。
「私がよくやるのは、お湯を沸かすときに出汁パックを入れて、熱々の出汁でお味噌汁や雑炊を戻す方法。
もともと、フリーズドライは出汁感を強く出せる加工法なのですが、そこにさらに出汁を追加してやると、ものすごく美味しくなる。家ではなかなかやらない贅沢ですが、たまのキャンプならありでしょう」。
人気商品のひとつ「ほぐし身入り かに雑炊」237円/食。
味噌汁だけでなく、雑炊やにゅうめんも出汁で戻すと、さらに美味しくなるそうなので、早速試してみよう。
こちらも出汁で戻すと美味!「定番にゅうめん まろやか鶏だし」259円/食。
【上級編】スープを調味料代わりに使う
シーフードミックスにスープを入れるだけ。
3つ目は、フリーズドライのスープを調味料代わりに使うテクニック。
「調味料からこだわるキャンプも楽しいのですが、最近私は帰宅後にクーラーボックスを掃除するのが億劫になってきてしまったので、料理はミニマムに済ますことが多い。
その点、スープを調味料代わりにすると、たくさん調味料を持っていく必要がなくなります」。
お好みでオリーブオイルをプラス。
数ある商品の中でも、特に「The うまみガーリックスープ(118円/食)」の使い勝手がいいそう。
例えば、お好みのシーフードや野菜を温めて、このスープを加えるだけで、パンチの効いたアヒージョになる。他にもベーコン、玉ねぎ、じゃがいもと一緒に炒めてジャーマンポテトにしたり、野菜炒めや鍋のアクセントに入れても美味い。
「お酒好きなもので、白ワインやスパイスを入れたりと、ツマミになるアヒージョのレシピをいろいろ試してみたのですが、結局、このスープを入れるのがいちばん美味しく仕上がりました」。
ガーリックスープはかなりパンチがあるので、味をみながら量を調整しよう。
さらに、トマトスープやシチューは、パスタやピザのソースとしても使える。
おすすめのひとつは、「Theうまみ揚げなすの完熟トマトスープ(162円/食)」とガーリックスープを併せたパスタ。
麺にそのまま絡めると溶け残ってしまうので、先に少量のお湯で溶かしてから麺に絡めるといい。
併せ調味料のように、ボウルで混ぜ合わせながら戻したら、麺に絡めるだけで完成。簡単すぎる!
具材はシンプルにスープの具材だけでも十分だが、旅先の地元食材を足してもいいだろう。
「
弊社の通販サイトや、その他のオンラインショッピングを活用していただくと、ガーリックスープやトマトスープなど幅広い商品が手に入ると思います」。
フリーズドライのスープとパスタだけで、ご覧の仕上がり。お好みで粉チーズやハーブを足すのもあり。
「ファミリーキャンプにフリーズドライを持っていくと、化学実験のように楽しみながら子供が料理を手伝ってくれます。料理を簡単に作り分けられるので、大人が子供用の味に合わせる必要がなくなるのも便利です」。
ご覧いただいたように、フリーズドライをアウトドアで使うメリットも美味しいレシピも盛りだくさん。ここで紹介したのは、使い途のごく一例に過ぎない。みなさんも自分なりの工夫をして、上手にアウトドアに取り入れてみてほしい。
[問い合わせ]アサヒグループ食品 お客様相談室0120-630611