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大和晴彦が目指す今後の目標と理想のBMXライダー像

photograph by Naoki Gaman / 81BMX

photograph by Naoki Gaman / 81BMX


BMXライダーとしての今後の目標を聞かせてください。

H:とりあえず大会で世界一になりたいです。世界一になれば「この時は自分が世界で一番上手かった!」と言えるのでその揺るがない称号が欲しいですね。この称号は僕がBMXを引退してからも話せることですし、周りからも認められる文句なしの成績なので引退後の話題作りとしても最高だと思います。
将来自分が父親になった時にお酒の席で、子どもとこの話ができたらお酒も進むんじゃないかなと思ったりもします(笑)

やっぱり僕の根本的な思いとして、自分が没頭して取り組んでいることでは何でも一番を取りたいですし、今一番その座に近いのはBMXだと思うので引き続き頑張っていきたいと思います。

大和選手にとってBMXはどんな存在ですか?

H:大和晴彦の人生を切り拓いてくれた存在ですかね。BMXがなければ僕が今こうやってインタビューを受けることもなかったですし、色々な人たちに知ってもらうこともなかったと思います。BMXがあって僕がいるっていうのは事実なので、BMXは僕を常に高みに引き上げてくれる大切な存在です。

photograph by Naoki Gaman / JFBF

photograph by Naoki Gaman / JFBF


 最後に大和選手が目指している理想のBMXライダー像を教えてください。

H:いわゆるBMXライダーっぽくないBMXライダーになりたいですね。。僕が一番輝けるこのBMXというステージで「ストリート」「パーク」「フラットランド」「レース」といったジャンルに縛られず、全く別の自分だけのオリジナリティを作っていきます。今後も自分だけのスタイルを世間にぶつけていきたいと思います。

大和晴彦プロフィール
2002年7月26日生まれ。神奈川県横須賀市出身のBMXライダー。8歳の時に父の影響でBMXを始める。13歳で「ペルージャカップ」に最年少で出場し表彰台2位を獲得した。2020年東京オリンピック強化選手に選抜され、2021年にChimera a-sideで優勝を飾るなど数々の主要大会で頭角を現す。現在はファッションモデルや映像クリエイターとしても活躍しBMXライダーの新たな可能性を切り拓いているBMXフリースタイル界の若きパイオニア。スポンサーはMOVESPORT、Monster Energy、モトクロスインターナショナル、CounterAttractionなど。

2002年7月26日生まれ。神奈川県横須賀市出身のBMXライダー。8歳の時に父の影響でBMXを始める。13歳で「ペルージャカップ」に最年少で出場し表彰台2位を獲得した。2020年東京オリンピック強化選手に選抜され、2021年にChimera a-sideで優勝を飾るなど数々の主要大会で頭角を現す。現在はファッションモデルや映像クリエイターとしても活躍しBMXライダーの新たな可能性を切り拓いているBMXフリースタイル界の若きパイオニア。スポンサーはMOVESPORT、Monster Energy、モトクロスインターナショナル、CounterAttractionなど。photograph by Jason Halayko



畠山大樹=文
記事提供=FINEPLAY

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