プロスケーター、ミュージシャン トミー・ゲレロ●1966年、サンフランシスコ生まれ。80年代に伝説のスケートボードチーム「ボーンズ・ブリゲード」に最年少で所属し、以後、ミュージシャンとしても活躍。2022年に最新EP『ニュー・ワールド・ハッスル』をリリースした。今年10月に再来日を予定している。
▶︎すべての写真を見る 約4年ぶりにツアーで来日を果たしたトミー・ゲレロは、すこぶるグッドバイブス。デニムにウエスタンシャツの王道的なスタイルは変わらずだ。
「毎日デニム。同じものを毎日、何年もね(笑)。はき続けているのはリーバイス501。シャツはウエスタンがほとんどで、今日着ているのはラングラーのヴィンテージだね。
スニーカーは、これもお馴染みコンバースのチャックテイラー。好きなものをとことんずっと。これが僕の考える自然な西海岸スタイルかな」。
伝説のスケーター、トニー・アルバによる「アルバ・スケート」のキャップ。「70年代からある飾らないスタイルがいい。汗止めも付いているし、ひと目惚れしてウェブサイトで買ったんだ。もちろん、アルバは大好きな友人」。
この数年は、作曲活動と、コラージュやペインティングなどのアート制作に邁進。最新曲に関しては、こう話す。
IP67等級の防水性能と防塵加工を備えたJBLのポータブルスピーカー「Clip 4」。「小さいのに音質がグッド。カラビナに引っ掛けられるのも便利だね」。
「今の気分という意味では、数曲はソウルディーズという、50年代中盤か60年代初頭のスタイルを取り入れているよ。僕はジョー・バートンやサニー&ザ・サンライナーズのようなファンキー・ブルース・ソングが昔から大好きなんだ」。
スートロの「0906 TG」。「僕の兄と友達のジェフ・サンズが始めたアイウエアブランドなんだけど、革新的なデザインがいいよね」。
ファンキーでブルージー、そこにサイケデリック感のあるトミーのライブから、西海岸への愛を感じた人も多かったはず。
旅に必須なのがタイガーバームの消炎鎮痛剤。「全身に塗りまくる!」ことで疲労を除去。
こちらもトミーのカラダをサポートする「トゥルーメディック」のマッサージパッド。「連日の演奏で背中や腕が痛くなるから、ツアーの移動中などに使っているんだ」。
「カリフォルニアは最高。僕のホームだし、コーストラインは抜群に気持ち良くて、車で少し行けば山もある。この自由な土地で、できる限り、好きなことをしよう」。
ライカとコニカを2台持ち。「写真は90年代から撮っているよ。きちんと写真を撮りたいときはフィルムに限るね」。
そんなメッセージをくれたトミーは、これからもカリフォルニアを拠点にスライドし続ける。