約7割が「預金」で貯蓄。「投資」の割合も高い傾向
Q. 貯蓄の手段を教えてください。(複数回答可)
【1位】預金 129人(全体の64.5%)
【2位】株式 79人(全体の39.5%)
【3位】投資信託 33人(全体の16.5%)
【4位】保険 23人(全体の11.5%)
【5位】財形貯蓄 16人(全体の8%)
「貯蓄の手段」について、最も多かったのは「預金」だった。主に「普通預金」か「定期預金」に分かれ、2つを併用している人も少なからず見受けられた。
ちなみに、「普通預金」と答えた人の中には、給与から生活費を差し引いて残った額を貯金しているという声も。
日本銀行が公表している家計の金融資産構成(2023年3月末時点)では、「現金・預金」が54.2%も占めているように、世の男性も「預金」をメインに活用していることがわかる。
そして、2番目には「株式」、3番目に「投資信託」がランクイン。アメリカやヨーロッパなどの諸国に比べ、日本では投資をする人口が少ないという声をよく耳にするが、世帯年収1000万円以上の家庭に限って言えば、投資に前向きな人が多いようだ。
上位5つのランクからは外れてしまったが、ほかにも「NISA」や「確定拠出年金」「不動産投資」といった回答も見られた。
4番目の「保険」に関しては、種類がさまざまで、学資保険や、養老保険、貯蓄型の生命保険などを利用している人が多かった。そのほか、ごく少数であったが「FX」や「金」「先物取引」などの投機を利用している人もいた。
全体の傾向として、一つの貯蓄手段に依存するのではなく、例えば「株式、定期預金、投資信託」のように、複数の手段を駆使している人が多い印象だ。
先行きが不透明なこの時代、リスクを分散させることは賢明な判断と言えるのだろう。
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多くの男性が着実に貯蓄を増やしていることがわかった今回のアンケート。次回も、お金にまつわるテーマでお届けする。
ネオ・マーケティング=アンケート協力※調査対象:既婚の30〜59歳の男性200人※調査地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県