④ オーデマ ピゲのロイヤル オーク「15300ST」
| 推薦人:鹿野巧真さん |
言わずと知れたオクタゴンベゼルを配した、スポーティモデルの先駆的名品、ロイヤル オーク。
鹿野さんは「15300ST」を、もう10年ほど愛用している。
その理由は、市場価値だけにあらず。
「もちろん形も好きですが、これはケース径が初代モデルを受け継ぐ39mm。自分の腕にはめたときに、とにかくしっくりきて虜になりました」。
かのジェラルド・ジェンタによるモダンデザインの醍醐味が味わえる絶妙なサイジングは、多くの時計好きの心を鷲掴みにした。
しかも黒文字盤ならば、少しモードな印象も増幅される。白Tに合わせるだけでも上品さが演出できるのだ。
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スタイリストたちは黒文字盤、しかもケースは小さめを好む傾向が強かった。
適度な存在感と付き合いやすさ。それは時計選びの重要なポイントなのかもしれない。