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2023.08.18

ファッション

ビルケンの街角人気は「チューリッヒ」と「ボストン」! 今夏のトレンドとコーデ術


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大人が選ぶサンダルの王様といえば、「ビルケンシュトック」でもはや異論なし。

スナップ企画「街角パパラッチ」でこの夏に取材した169人のうち、ビルケンを履いていたのは25人。全体の約14%を占めていたことからも、支持率の高さは明らかだ。

「チューリッヒ」と「ボストン」が人気の二大巨頭

なかでも人気を二分していたのが「チューリッヒ」と「ボストン」。どちらもブランドを代表する定番モデルである。
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ワンストラップのアッパーが特徴的な「チューリッヒ」は上品さと抜け感のバランスが魅力。

 

一方、クロッグサンダルの代名詞とも言える「ボストン」は、そのデザインはもちろんのこと、シーズンレスで履ける着回しやすさも人気の理由だ。



 
いずれも素材やカラーでまったく違った表情を楽しめるが、街ではスエード素材のブラックとトープの支持率が圧倒的だった。
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洒落た5人のビルケンコーデをピックアップ

そんな人気&定番モデルだからこそ、いざ格好良く着こなそうと思うと、これが案外難しかったりする。そこで、街行く洒落者たちの実例を参考にしてみよう。

SNAP No.1
大本陽介さん / 38歳

サンダル=ビルケンシュトック シャツ、パンツ=ともに古着

サンダル=ビルケンシュトック シャツ、パンツ=ともに古着


まずはナチュラルな“オールホワイト”がサマになるこちらの男性。



足元はトープカラーのチューリッヒと白ソックスを組み合わせ、ラフだけど清潔感のあるスタイルに。
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SNAP No.2
白川智大さん / 26歳

サンダル=ビルケンシュトック Tシャツ=ヘビーウェイトコレクションズ パンツ=ファーラー メガネ=フュー

サンダル=ビルケンシュトック Tシャツ=ヘビーウェイトコレクションズ パンツ=ファーラー メガネ=フュー


もうひとつの人気モデル、「ボストン」を履きこなす白川さん。

 

カラーは定番のブラックかと思いきや、アウトソールまでオールブラックに染め上げたビームスとのコラボモデルを着用。シーズンごとに登場する別注作は、やはり狙い目である。

SNAP No.3
二宮康仁さん / 31歳

サンダル=ビルケンシュトック シャツ=ナナミカ パンツ=古着

サンダル=ビルケンシュトック シャツ=ナナミカ パンツ=古着


ビルケンはワイドなミリタリーパンツとも相性良し。



二宮さんが履くのは、2本のストラップベルトが特徴的なブランドの代表作「アリゾナ」。定番アイテムでこなれ感を演出するお手本のようなコーデネイトだ。

SNAP No.4
中橋健介さん / 33歳

サンダル=ビルケンシュトック Tシャツ、パンツ=ともに古着 ハット=ラカル リング=トゥアレグ

サンダル=ビルケンシュトック Tシャツ、パンツ=ともに古着 ハット=ラカル リング=トゥアレグ


“新定番”の呼び声が高い「キョウト」を使った好例がコチラ。


 
ベロアレザーとソフトヌバックレザーを組み合わせたサンダルの上品な佇まいと、上下古着のラフなスタイルとのコントラストが絶妙だ。

SNAP No.5
大西真二さん / 44歳

サンダル=ビルケンシュトック×トゥーグッド Tシャツ=オーラリー パンツ=ジル サンダー 

サンダル=ビルケンシュトック×トゥーグッド Tシャツ=オーラリー パンツ=ジル サンダー 


最後は、ロンドンを拠点とするデザインスタジオ「トゥーグッド」とのコラボモデルを履きこなす上級者の登場だ。



定番モデル「アリゾナ」をベースに、ストラップのステッチワークが特徴的な一品。アッパーとライニングはしなやかなナッパレザー製。上品だけど、どこかスポーティな佇まいのサンダルを足元に抜擢し、ひと味違った“オールブラック”スタイルを完成させた。

 
「チューリッヒ」と「ボストン」が牽引したこの夏のビルケン人気。次なるシーズンのトレンドは何か、それを予想するのもまた楽しい。

外山壮一=文

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