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④ 上井さんのガチ買いアイテム

「マルニ」のオープンカラーシャツ



推薦人:上井大輔さん

上井さんが今夏重宝しているというのが、ウールトロピカルのボディで仕上げた「マルニ」の半袖シャツだ。

「爽やかなライトブルーの発色、フラットな裾、いい塩梅にゆったりとした身幅、それらが気に入って購入しました。撮影用の衣装としても活躍しています」。



さらっとした肌触りで、吸湿、透湿性の高いウールトロピカルは、夏素材の代表格だ。

白Tに羽織るだけで上品さも増す。目の覚めるようなボディの発色も手伝って、夏スタイルをより華やかに演出してくれるだろう。

「オールウェイズ アウト オブ ストック ×ディッキーズ」のショーツ

上井さんがガシガシはけるショーツを探して出合ったのが、TCツイルを使ったこちら。

オールウェイズ アウト オブ ストックとディッキーズのコラボモデルで、原型は、ディッキーズの「42283」ショートパンツ。

そこにオリジナルの切り替えなどを施したユニークなモデルだ。



「とにかくタフなショーツが欲しかったので、まさにこれは理想的です。しかも速乾性、通気性も高くてシワにもなりにくい。頼りになるお気に入りです」。



2ブランドのタグが施されたさりげない特別感と、程よいシルエットも魅力的だ。

⑤ 菊池さんのガチ買いアイテム

「アイニーヂューベイベー」のTシャツ



推薦人:菊池陽之介さん

 「一目見てグラフィックにヤラれました」と菊池さんが語るTシャツは、スタイリストやアート作家として活動する三田真一氏が手掛けるブランド「アイニーヂューベイベー」のもの。

グラフィックを描いたのは、映像ディレクターや舞台演出家として活動するクリエイター、田中裕介氏だ。

“パラレルワールド オデッセイ”というテーマのもと、宇宙や別次元といった壮大な世界をイメージした今季のグラフィック。



「想像を掻き立てるグラフィックがツボで購入しました」。

色数を使わないモノトーン仕様というのもポイントだ。


ファッションのプロたちがガチ買いしたこの夏のアイテム。そこにはやはり、独特な審美眼とユニークな着眼点があった。

暑いからと、楽な格好へと流される季節。彼らのセレクトを参考に、気分が上がる夏アイテムを入手してみては?

河野優太=写真 長谷川茂雄=取材・文

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